ティッシュ | Hiroshi と 時々エステ

Hiroshi と 時々エステ

ゆるーりゆらーり、男性エステティシャンの日常をお伝えします♪
たまに良いこと書いたり書かなかったり、キレイになるための知識をさりげなーく皆様にお届けします。ほんとさりげなーくね…

私はティッシュ無しでは生きていけない、
ティッシュ愛好家の一人である。

高校時代は、ネピア橋本と呼ばれるくらい、
ネピア色の人生を歩んできた。
(セピアとネピアをかけたのは言うまでもない)

$Hiroshi と 時々エステ

ある日のお昼時、携帯に一本の電話が入る。
それはご近所に住む、仲の良いお客さんからだった。

「ひろしさん、良かったらティッシュいりませんか?」

外に居たため音声が聞き取りにくかったが、
多分そう言ったであろうと勝手に思い込んでいた。

「ありがとうございます!涙が止まりません!」

断るはずもなかった。
なんせ私は、「ティッシュ無しでは生きていけない男」だからだ。

話はそれるが、
もしも女性に、「あなたなしでは・・・」なんて言われてしまったら、
正直、胸がギュンギュンして、口に含んだコーラを
盛大に吹き出してしまうかもしれない・・・
が、言われてないから今のところ大丈夫である。


話を戻すが、30分が過ぎた頃だろうか
お客さんが袋を持って、家まできてくれていた。

「はいどうぞ。」
「ありがたくいただきます!この御恩は一生・・・」
そう言う前に、足早に走り去っていってしまった。

受け取った袋を覗くと、明らかにティッシュではない何かが見えている。

なんだろう?

そこに入っていたものはなんと!!
$Hiroshi と 時々エステ-picsay-1338452302.jpg
(頂いた本物画像)

キーーーーッシュ!∑(゚Д゚)
ネピアでもなくスコッティでもなく、キーーーッシュ!!!



初めてのキシュだった。
口の中で奏でる甘く切ないメロディー。
あまりにも美味しく、そして温かい。


そう・・・まさしくそれは、初めてのキシュだった。

ー 完 ー



※この物語は、ところどころノンフィクションです。