今日はひさしぶりに朝30度を越えず

涼しくなったかと思いましたが

 

日中はやはりかなりの暑さ

その中で

運動会の練習が始まっています

 

「顔を上げて〜」

「そうそう その調子」

「い〜ですね〜」

 

年長組の鼓笛の練習で

明るく 元気の良い声で

担任が声がけをしています

 

ピシッと通る声ですが

「にこやかな」声とでも言いましょうか

けして「怒り」のこもった声ではありません

 

「やる気を引き出す声」と感じる声でした

 

🏫🏫🏫

 

声といえば

 

最近

こちらをご献本いただきました

 

声楽家でボイストレーナーの

清川永里子さんの

「うまくいく人は声がいい」



 

 

その中で

とても興味深い項目がありましたので

ご紹介いたします

 

 

「育児における

 子供にかける声と沈黙の意味」




 

著者の清川さんは

「何しろ生まれたとき、

 いや、お腹の中にいる頃から親の

 声をきいているのですから

 親の声を子供は敏感に感じるように

 できています。」と

おっしゃいます

 

たしかに その通り

 

そして その親の声は 

日常生活でいちばん 

喜怒哀楽の振り幅が広い とのこと

 

たしかに 思い当たります

 

特に

怒」の感情のままに怒鳴りつける「声」は

 

子供に恐怖感を与え 混乱させてしまい 

本来なんで怒られているかがわからないほどに

その子を追い込んでしまうことになり

 

しまいには

子供はその声に慣れてしまうそうです

 

では

どのような「声の使い方」をしたら

子供に響くのかというと


声に緩急をつけること」だそうです

 

叱るときは 

最初は大きな声を出してしまってもいいのですが

そのあとは グッと音程を下げ

静かにゆっくりと 

叱られている理由を子供から

話すことができるように 

解決の糸口を見つけられるようにします

 

育児をしている親の側も 人の子

完璧ではありません

気分に左右されることもあれば

育児所通りの育て方が出来ないことで苦しさを

感じることもあります

 

であれば 

声を自由に楽しく使い分けることを心がければ

親子ともにハッピーなコミュニケーションが

とれるのではないでしょうか

 

清川さんは述べておられます

 

その親子のやり取りの中で

あえて「沈黙の時間」を

作ることも大切だそうで

 

「しつこく声掛けをしすぎている場合」には

あえて「間」を設けることで

 

本当に言いたいことだけを言うようにすれば

その言葉に 重みが出てくるのです

 

ともおっしゃっています

 

 

どんな言葉をかけるのか

 

ということはよく言われますが

 

どんな声で話しているか

 

 

つい忘れがちなことですねおねがい

 

 

ひとつの「はい」

ひとつの「ありがとう」

も 

 

「どんな声か」が

 

日常生活の心地よさと

つながっていることを

 

感じます

 

今日

どのような声で 

お話しになりますか?

 

どうぞ

和やかな午後をお過ごしくださいおねがい