🌻ほめて育て ほめて咲かせる🌻

 秩父ふたばこども園の副理事長  根岸和美です

 

少し長文になりますが
子育てのひとつのテーマ

今日は
「読書」についてです


本好きなこどもになってほしい

本を通して 豊かな心を
育んでほしい


これは 多くの親御さんの願いであり
希望や理想です、、おそらく



そして
その 希望や理想を叶えるための


今出来ることとして


おうちでの読み聞かせをなさっている
親御さんも多いことでしょう

とても 尊い事です✨✨



小学生や中学生になると
学校でも 朝の読書などもあり

また 

「理科読活動」などを通して
理科系の読書を勧める取り組みもあり


本と向き合い
読書をする機会は 少なくありません


読書マラソン のように
読んだ冊数を記録する事で
読書量を ひとつの目標として
達成感に導くような 取り組みもあります



ところが 、、
高校生になると ガクンと
読書量がへります
文部科学省のデータです


実際 高校の教壇に13年間立っていますが
この傾向の分析に  違和感がありません


私自身は  本を読むのが好きで
南の島で 波の音を聴きながら
読書三昧の日を送るのが夢なのですが


では

どうして本を読むのが良いのか

と問われると

的確な そして説得力ある言葉で
明確に 過不足なく伝えることが 
なかなか難しく感じていました



そんな時に
出会ったのが こちらの本です

齋藤孝 著

「読書する人だけが
  たどり着ける場所」


小さな お子さまのいらっしゃる方には
Eテレの「にほんごであそぼ」で
ご活躍の 齊藤 孝先生の ご本です

☆にほんごであそぼ もう15年も続いていますね!




今朝も高校生の授業があったので
読書の量や 習慣の事を聞いてみたところ

読まなくても ネット情報で
とりあえず 事足りている、ような気がする

本を読むとよいとは 知ってはいるけれど
何を読んだらよいかわからない


この2点について  高校生も
モヤモヤしているようでした


そこで 今朝この本を
紹介して来ました




なぜならば
私自身が 
この本を読んで

あ!そうそう!

そこそこ!

と 胸の中にありながら

伝えきれない

「読書することの価値」を
大変わかりやすい エピソードを
織り込んで伝えてくださって
いるからです


子育て年代の親御さんに
わかりやすい例を ひとつ引用させて
いただきますと(本文を短く
まとめさせていただきました^ ^)


☆読み聞かせについて☆

読み聞かせは
自由なイメージが湧く✨
少しくらい難しい表現や古い
言い回しがあってもOK
ポイントは情感を込めて読んであげること

だそうで

言葉を聞いてイメージする事に慣れていなくても
抑揚や感情の乗り方を頼りにして

頭の中で映像化できるように

なるそうです✨


更に アニメ界の巨匠
宮崎駿監督の 言葉を引用されて

「ビデオのスイッチと絵本を開くことは
  本質的に違う行為」

「映像は一定のスピードで送りだされる
   一方的な刺激、そこが絵本と違う」

「映像に頼れば頼るだけ これからの
  現実の生活の中で 絵本を楽しむような
  時間が必要」

と伝えて下さっています

これは
今の時代の 大人にも

通じることだと感じました

トトロのビデオはビデオとして楽しみ
原作の本を 読んであげるのも
また楽しい世界が広がりそうですね♬



ここ

数日のニュースで

安全確認のために

小中学生にも学校への
スマホの持参を許可する

ということの検討に入る

という趣旨の見解が
文部科学省から示されましたが


それを良い悪い と論じる事のとは
別に


そのような時代だからこそ


本から 得るものを
人生の知恵や 糧や
力に して

幸せに生き抜く


そんな価値観を伝えて
知らせて

身につけて欲しいと

願うばかりです


読書を重ねて
「たどり着ける場所」
子どもたちの未来、、、に
想いを馳せます


心から
おすすめしたい本

お読みいただけたら
幸いです



長文にお付き合いいただき

ありがとうございました😊


今日も良い日になります💖