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ファンとして苦しいことや辛いこと、そしてとてつもなく悲しいこともあったけれど、それらと同じくらい多くの喜びを与えてくれるグループ、ホールやアリーナを千単位、万単位の客で埋めるのに、ファンとメンバー(それにスタッフ)がお互いに顔の見える関係でいられて、いろんな感情や物語を共有できる、そんな稀有な存在であり続けるエビ中に対しては、自然と「感謝」という言葉が浮かびます。本当にありがとう。
この僥倖を寿ぐのに、塞翁が馬とか糾える縄のごとしなどというクリシェは使いたくない気分です。彼女らの実力と努力が実を結んだ、ある意味当然の結果。でも、今回ばかりは、きっとあの子が最後の一段を登る後押しをしてくれた、そう思わずにはいられません。きっとエビ中に関わるすべての人がそう感じていることでしょう。
美しくて尊いアルバム『エビクラシー』。より多くの人に聴いてもらいたいのはもちろんですが、その反面、自分だけの音楽にして心の中にそっとしまい込みたい、そんな気を起こさせる多面的かつ重層的な曲のかずかず。今日も聴きながら、背筋を伸ばして仕事をしようと思います。
