もっとも、月末まで今日を入れてあと5日しかないので、他のことに時間を割くわけにはいきません。だからこの辺で失礼……
というのもあまりに曲がないので、またレコードの紹介でもしておきます。
以前訳した本の中で、主人公がコンサート会場でベートーヴェンの交響曲8番を聴きながらそれに合わせて口笛を吹く、という場面があって、それ以来この曲を聴くと妙に口笛で主旋律を追いたくなる。今朝の東京は雲が若干多いもののよく晴れて、この曲の第一楽章の晴れやかな気分にぴったりな気がして、ふと思いつきました。
ベートーヴェンの8番、良い演奏、良い録音の名盤はたくさんあります。ハンス・シュミット=イッセルシュテット/ウィーンフィルのデッカ盤、アンドレ・クリュイタンス/ベルリンフィルのEMI盤なんかがすぐに思いつきますけど、僕はこちらをよく聴きます。
ルドルフ・ケンペ指揮/ミュンヘン響の西独エレクトローラ盤、70年代前半の録音。特にこれといった特徴のない演奏なんですが、この曲を聴こうと思うと何となくこれをターンテーブルに乗せることが多い。柔らかい音質のせいかな。まあ僕がケンペ好きなのもあるんですけど。
ステレオ、じゃなくてクアドロとレーベルに書いてあるのは、いわゆる4チャンネルステレオ。フロント、リア、4つのスピーカーに別々の信号を送るシステム、今の5.1チャンネルとかの走りですね。70年代に流行りかけましたが、音質的な優位性はほとんど認められなかったのと、規格が各社バラバラだったのとですぐに廃れました。4チャンネル、とは言ってもほとんどはステレオでも再生できますので、今の装置でも普通に聴く分には問題ありません。
あ、画像は8番の面じゃなくてカップリングの1番の面でした。外を見ると曇ってきて雨も降りそうだし、慌てるとどうも冴えませんね。さっさと仕事に戻ります。

