チャラン・ポ・ランタンと愉快なカンカンバルカン「女たちの120分」@新宿文化センター | 霽月日乗・ホーマーEのブログ

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個人の備忘録です。

店番を定時で終えて大急ぎで行ってまいりました。開演の18:00には何とか着席。

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チャラン・ポ・ランタンと愉快なカンカンバルカンツアー2016女たちの120分。

セトリは……ツアー中はナイショみたいな空気なのでここでは書きません。もっとも、僕は王国民でもないライト層なので、題名を知らない曲も多いから書けといわれても書けないのですが。

ライブの構成も詳しくは書きませんが、インストでメドレーあり(聴きごたえあります)、小芝居あり、泣かせるパート、ブチあげるパート、いろいろ詰め込んだ120分超、これでチケット3.6kは確かに安い。満足度の高い、上質なエンターテインメントでした。

僕は2階で座ってゆったりと観ましたが、1階はみな立ってました。1階と2階の聴衆の温度差を面白く感じましたが、アンコール後は2階でも立つ人がそこそこいて、最後の曲(代表曲、エビ中春ツアーでも披露したアレ)の一体感は心地よかった。

カンカンバルカンという名の由来通り、彼女らの音楽はバルカンのジプシー音楽(つまり、クレズマー)を標榜しているようですが、昨日あらためて通して聴いてみると、ジャンプ、スウィング、ヴァンプなどのジャズ要素、それらを輸入、展開させてできた昭和歌謡、ジンタなどの要素も少しずつ取り入れて、さながらダンス音楽のショウケースとなっています。もととなった曲を知ってる人も知らない人も、どこか懐かしいメロディーに耳を委ねて楽しめます。そういう意味では子供に聴かせたい類の音楽だと思いました。会場には未就学児と思われるお子さんも結構いましたから、まあそういうことなんでしょう。

彼女らのありようを伝えるのはたとえが難しいのですが、バンドとしての方向性はアート・アンサンブル・オブ・シカゴ的、あるいはICPオーケストラ的、音楽の趣味としてはローランド・カーク的、ステージの印象としてはブルース・ブラザーズ・バンド的、とでも言うかな。でもこのたとえはわかりにくいですよね。ちっともたとえになってませんが、僕はそう感じたということですので悪しからず。

こういうこと言うとフェミニズムの人に怒られるかも知れないけど、彼女らが女性に人気があるってこと、何となくわかる気がします。ドスが効いてる、っていうか、力で性差を乗り越えてやろうという意思がひしひしと感じられる。それが確固とした実力に裏付けられている。天晴れであり清々しい。いや、彼女ら本人はジェンダーとか何とか、そんなことはとっくに超越した境地に達してるのかも知れませんね。こういうことを話題にすること自体が的外れな気がします。

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5、6月はチャラン・ポ・ランタン単体でのツアーだそうです。昨日、終演後に初日の上野分のチケットが手売りされましたが、すでに長蛇の列でした。僕は終演後すぐに帰らないといけなかったので、列に加わることができませんでしたが……チケット後からでも買えるだろうか?