積ん読 | 霽月日乗・ホーマーEのブログ

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個人の備忘録です。

商売柄、っていうんでしょうか、普段どんな本を読んでるのかとよく聞かれます。

いや、趣味の読書の時間なんてほとんどないんですよ。ごくたまに息抜きに時代小説なんかを読みますが、これはテレビ見たり音楽聴いたりするのと同じレベルで、読んでも内容はすぐに忘れちゃう。今しがた読み終えた『吉原裏同心シリーズ』の一冊も、細かい筋だてはもう忘れました(そういえば遠山の金さんや伝七捕物帳でおなじみの中村梅之助さん、お亡くなりになられたそうで、ご冥福をお祈りします)。

それでも読みたい本はたくさんあります。多くは英語圏のもの、特に長尺の本。死ぬまでにはぜひ読破したいと思うのですが、ちょっと自信がない。いま目につくところに置いてあるものをちょっと紹介しましょう。例えばこういうのです。

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『吸血鬼ヴァーニ』、細かい活字で1166ページあります。ちなみに、ポケット・オックスフォード・ディクショナリ(POD)第7版が894ページ、辞書より厚い。これは長さもさることながら、読み通すにはかなりの根気が要ります。アン・ラドクリフとかの比じゃありません。

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カルロス・フエンテスの『テラ・ノストラ』。英訳版ですけど、これ読んどかないとラテン・アメリカ文学のことを大きな顔では語りにくい。まあでもスペイン語ができない時点で既に残念ですが(´・_・`)

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ロバート・バートンの『憂鬱の解剖』。小説じゃありません。この版はテキストがちょっとアレですが、とりあえず目は通しておきたい。とりあえず、なんて姿勢じゃ絶対読めませんけど。序文がなんとウィリアム・ギャス!  この「!」マークの意味がわかる方は同好の士ですね。僕も序文だけはすぐに読みました。

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レ・ファニュは「吸血鬼カーミラ」や「緑茶」のような短編だけじゃありません。この人は長編も面白いんです。でも、さすがにこの辺のサスペンスもの、読んでる人はあまりいないでしょうね。僕も未読ですけど(汗)

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Rose and the Keyはパリのシェイクスピア書店で購入したのでした。このスタンプがレシートの代わりなんです。面白いですね。懐かしいなあ。今はどうなってるんだろうか。

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これもシェイクスピア書店で購入したんですが、1箇所ひどい落丁がありました。でもいいんです。あそこはモダニスムの聖地ですからね。行って選んで買ったという事実が僕には重い。落丁のあった部分は別の版で買い直しました。途中で頓挫したままですけど。

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というわけで、これから読みたい、あるいは読まなくちゃいけない本の一例でした。他にもまだまだたくさんあります。もちろんこれから訳す本で、まだ取りかかってない作品も……気力が続くうちにケリをつけたいのは山々ですけどね。

今日は芥川賞とか直木賞の発表があったみたいですけど、以上のような次第でそういう日本の小説にまでとても手が回りません。興味の向きが違う、と言ってしまえばそれまでですが……。