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今週買ったレコードをちょっと紹介します。お茶の水のユニオン(JAZZ TOKYO)にて。
先週パトロールしたとき、ロックジョーとグリフィンのミントンズのライブ盤(プレスティジ)、4枚の内最後のLATE SHOW(白いジャケットのアレ)が3k弱でエサ箱に入っており、どうするか迷ってその時は見送ったのですが、このセッションの録音、いま手元にはCDも含め1枚もないので、やっぱり買っとくかと再訪したのでした。
見送った理由は、4枚の中では黒いジャケットのMIDNIGHT SHOW(A1、In Walked Budが全曲中の白眉)が一番好きなのと、オリジナルとは言え紺ラベル3kはちょっと高いと思ったから。でもミュージシャン別の普通のレコードの箱に入ってたし、ロックジョーはいまいち人気ないからまだあるだろうと高をくくってたら売れてました。そりゃそうだよね。
それで、テナーサックスの箱、ざっと見てたらJの箱にジェイムズ・ムーディーのレコードが大量に入ってました。この人は特にこれといった人気盤がなく(日本のレコード店での僕から見た印象ですよ)、主楽器がはっきりしません(店によってアルトサックス、テナーサックス、フルートのどれかに入れられてます)から、何となくニッチ的な人なんですね。
でも僕はこの人好きなんです。1925年生まれ、40年代のバップ時代から活動しており、2010年に85歳で亡くなるまで現役でした。間違いなく巨人の1人なんですが、下にあげる最初のレコードのライナーノーツで詩人のリロイ・ジョーンズも「ジェイムズ・ムーディーはモダンジャズ界のクエッション・マークだ」なんて言ってますから、あちらでも過小評価されてたもよう。判官贔屓じゃありませんが、どうもこういう人を推す傾きがあるんですね僕には(他意はありませんよw)。
前置きが長くなりました。とっとと始めます。録音順。
1954年録音。もとはMoody(PR7072)というシンプルなタイトルで出てました。これは1960年頃の再発盤、といっても、NJラベル、溝、手書きRVG、AB刻印で、しっかりプレスティジのヴァン・ゲルダーの音がします。B1の出だしに音に出るキズがあるのと、ジャケ裏角に画像のようなデント(欠け)があるのとで格安、なんと926円でした(ちなみに他の2枚も同価格)。いくらなんでもこの値段は……まあいいですけど。助かります。アレンジはクインシー・ジョーンズ。エディ・ジェファーソンvoも2曲参加。バップのムーディー。
こちらは1963年の録音。ハードバップ~ファンキージャズのムーディー。オリジナルはアーゴ盤、アーゴがカデットに社名変更したのが1965年ですから、これはそれ以降のプレス、レーベルとか盤から判断して60年代後期か70年代初期かな。シュリンク残存で新品同様です。
ムーディーはアーゴ・レーベルにたくさん録音を残してますが、まあどれも同じような感じ(失礼)。B1、作者のソニー・ロリンズと聴き比べるとムーディーの軽快さがよくわかります。これは値段相応かな。
パーセプションにはもう1枚、Teachers(1970)という素晴らしいアルバムも吹き込んでるので、そちらもオススメ。こちらは71年の録音。スピリチュアル風味の演奏で、僕はこの頃が1番好きかな。よく見るレコードですが探すとなかなかない、今まで縁がなかったのですが今回初めて落手しました。
50年代、60年代、70年代のムーディーがざっと一望できる良い買い物でした。でも本人の藝風はあまり変わってませんけどね。さすが巨匠です。
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ブログ書いてたら美怜ちゃんティーチインのEP特別編上映会、当選メール来ました。有難いことです。待ち合わせは新宿でね!









