では自分は6年前はどうしてたかというと、まだアイドル現場には通ってませんでした。当時の手帳を見ると、2009年の夏は一つ大きな仕事を終えた直後の読書月間だったようで、7月と8月の2ヶ月でD.E.ウェストレイクを5冊、ジョン・ファウルズ、A.R.シドンズ、F.オブライエンを各1冊、それにAnnotated Draculaというドラキュラの詳注版を読み始めています。手帳見ながら、ああ、アイドル現場に行かなければこんなに本が読めるんだと今更ながら驚きましたが、まあ今後は少しずつそのペースに戻して行こうと思います。
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昨日、代々木で行われたGIRLS’ FACTORY 15、僕は既報の通り現場にも行かず、フジテレビNEXTを視聴する環境にもないのでスルーするつもりでした。でもやっぱり気になるのでちょっと某所へ出向いて番組を見せてもらいました。文句はその都度つぶやきましたが、我ながら少しハシタなかったと反省しています(苦笑)。
TV局の人がTV番組を作る、われわれはそれを現場で見させてもらってる、という大前提を心得ておけば腹も立たなかったはず。プロデューサーは「会場とステージが一体とな」ったとおっしゃるが、それはテレビ的に一体となったように見える画が撮れた、ということ。大きなモニターに演者のアップが映らず番組ロゴ(イベントのロゴも兼ねる)がずっと映ってたのもTV番組だから当たり前。どなたかがつぶやいてたけど、これは有料公開収録であると考えれば全て合点がゆく。いやなら現場に行かなければ、放送を見なければいいだけの話です(じじつ僕は途中で離脱しました)。
でもエビの彼女らからすれば、TV番組出演は望むところだろうし、ステージで楽しく演じられたのならそれでいい。それに関しては言うことはありません。
エビ中、曲はどれも複雑で、演奏はさぞ難しいと思います。ひと昔前の「アイドル曲」のようなお遊戯(失礼)の域を大きく逸脱している。音楽的には高度に洗練されたものになってます。だからこその最近のアイドルブームであり、今までアイドルに興味のなかった層を取り込むことに成功したと言える。
だから生演奏でバッキングするのは大変だと思います。しかも4時間の長丁場、演奏する方々の苦労は並大抵じゃないでしょう。
でも、そこはプロですからね。これ以上は申しませんけど、昨日の番組を見て、アイドルには生演奏は合わない、とお感じになった人が増えなければいいなと憂慮しています。
一つだけ言わせてもらおうか。歌伴はもっと歌手に奉仕せよ。ひとりよがりの演奏は支持されないよ。あ、昨日はお姉さんたちは主役じゃなかったから、番組全体がそもそもウォーミングアップだったのか、そうかそうか……
