ではとっとと紹介しますよ。まず僕の好きなプレスティジ10000番台。ジーン・アモンズtsのモントルー・ライブ。



1973年のモントルーはボビー・ハッチャーソンやゲリー・バーツなど秀逸なライブ盤が多いんですが、これはそんなに大した盤ではない、全体にユルいです。ご覧の通りメンツは巨匠ばかりなんですけどね。でも、リラックスしたエレピに乗せて、ジャムセッション形式で管が交互にソロを取るB2、この当時ですらすでに古臭いフォーマットですが、たまに無性に聴きたくなる。キャノンボールasが特にいいです、亡くなる2年前ですね。このレコードは今までに3回買いましたが、1k以上出した記憶がない。今日は税込617円也でした。
次はコレ。今更ながら、ソニー・ロリンズのヴィレッジ・ヴァンガードの夜。


以前は片面NY、片面63rd(第2版か3版でしょうね)の、スレひとつないピカピカのミント・コンディション盤で所有してました。もちろんモノラル、RVG刻印。しかしそういう金目のレコードはすぐに他のものに変身しちゃうんですね。後日、やっぱりないと困るのでCDで買い直したんですが(ヴァン・ゲルダー・エディションと銘打って、技師自らがマスタリングし直したという触れ込み)、さすがのヴァン・ゲルダー先生もマスターテープの劣化は如何ともし難かったのか、CDは実に冴えない出来でした。今日購入したのは音符ラベルの擬似ステレオ盤、変なエコーはかかってるし、リズムセクションの左右振り分けもバランスが悪い。ひと昔前なら見向きもしなかったブツですが、これでもCDよりは数段マシ、うちのスピーカーはモノラル対応の設置になってますので、十分素晴らしい音が出ます。A1オールド・デビル・ムーンのテープヒスノイズもそれほど耳障りでないし(CDだと生理的にキツい)、B2チュニジアの夜の執拗に繰り返されるリフも高音がよく伸びます。やっぱりレコードだなあ。刻印もなく、一般的に人気がない擬似ステということで、こちらも税込617円。タダ同然です。
同じくブルーノートの音符レーベル、こちらは辛うじてVAN GELDER刻印入り。ハービー・ハンコックのエンピリアン・アイルズ。


これのA1、A2は時々夢に出て来るくらい好きな演奏。フレディ・ハバードtpは決して推してるわけじゃないんですが、このレコードに限っては神がかってます。これも3回めか4回めの購入、だったら売らなくても、って話なんですが、まあその辺はいろいろありましてね。同じくヴァン・ゲルダー・エディションのCDも持ってますが、何か違うんですよ、CDだと。キレがないっていうか、トランペットの目の覚めるような音がしない。あくまで主観ですけどね。刻印入りでも音符レーベルなので格安、926円でした。
今日のハイライトはこれ、ジョージ・アダムズのパラダイス・スペース・シャトル。


オリジナルはオランダのタイムレス、これはアメリカ盤。版権の関係でタイムレス・ミューズ盤は米国内だけの流通だったようです。僕も長年ミューズ盤はさんざん見てきましたが、このレーベルは今回初めて見ました。
このレコード、もちろんオリジナルのオランダ盤を所有してましたが、間違えて(というか、他のに紛れ混んで)売却しちゃったんですね。今回、装いは少し違いますが、ようやく我が家へ帰ってきました。おかえり、ジョージ(笑)。
珍しく相棒のドン・プレンpは入ってませんが、A1のソロは彼の全録音の中でも最高の出来と信じています。マグマが地上へ吹き出すような勢い、素晴らしいです。1543円、安い。
というわけで、今日は合計3703円の買い物でした。