昨日、こういう告知がありました。
抽選で500名が参加できます。応募条件は、
■当日、当イベントに確実にご参加いただける方に限ります。
■当日、ハロウィンの仮装をしてイベントにご参加いただける方に限ります。
■当日、ハロウィンの仮装をしてイベントにご参加いただける方に限ります。
とのこと。もちろん速攻で応募しましたが、まあこれは当たらないだろうなあ、年齢記入欄あったし……(´・_・`)
それと、気になるのは仮装ですね。「ハロウィンの…」と指定されてますが、はて、何をもってハロウィンの仮装とするのか?
メンバーの衣装を見ると、フランケンシュタイン(の怪物、ですね、厳密には)、狼男、jack-o'-lantern(かぼちゃ)、魔女、そして幽霊屋敷(かな?)
要するにディズニー等が広めた商業的アイコンということですね。
ハロウィン、hallowe'en、正しくは、all-hallow-even、訳すと「全ての聖人の祭り(=万聖節)前夜」は、もともとケルト人の祭りでした。ケルトの暦では1年が11月1日から始まります。この日は死者の霊魂を追悼する日でもあり、その前日、つまりハロウィンの日、この世とあの世の境が取り払われ、魔女、死者、妖精などがこの世に闖入してくると、そういうことになっていました。
あ、この辺りの話は、フレイザーの『金枝篇』やCooper & Sullivan: Maypoles, Martyrs & Mayhem などの参考書を確認しながら書いてますよ。
もともと死者のための異教の祭りだったものがキリスト教会によって聖人の祭りにすり替えられたんですね。クリスマスだってそうですよ。あれはもとミトラ信仰のミトラ神の誕生日でした。土着の宗教を取り込むことで信者を増やそうという手法です。フランスやドイツでは9世紀に、ブリテン島ではもう少し前に導入された由。
jack-o'-lantern はもともと「ランタンを持った男」、つまり夜警を意味し、時代が下ってカボチャをくり抜いたランタンそのものを指すようになりました。アメリカの用法。また「鬼火」(will-o'-the-wisp)も指します。これは誤用かも?とオックスフォード英語辞典(OED)には但し書きがあります。
カボチャがいつからハロウィンと関連付けられたのかはよくわかりません。まあもともとが死者の日の前夜祭ですから、あのカボチャのランタンは鬼火との連想で使われ出したのかな?
いずれにせよ最近では、特に日本では、宗教色は全く薄れてしまって、パーティーの口実以上の意味合いはありません。
クリスマスやバレンタインデー(これももとは異教の祭りです)と同じく、マーケティングに乗ってただ楽しめばいいわけですが、一応こういう背景があるということ、知らないより知ってた方がいいですよね。
さて、どうして長々と考証めいたことをしてきたかというと、エビ中のハロウィンミニライブ、当選したらどんな仮装をして行けばいいかということです。
古式にのっとるなら魔女か妖精、あるいはゾンビでもいいですよね。狼男はまた系統が異なるし、フランケンシュタインの怪物は新しきに過ぎます(あれは19世紀初めで、しかも民間伝承とはまったく関係ない)、ホントはね。僕としてはケルトのさまよえる騎士タム・リンか妖精の女王で行きたいところですが、入口で係りの人にハロウィンと関係ないって思われるだろうなあ……そもそも当たらないか。
当たってからまた考えます。まだ9月ですからね(汗)
