エビ中@幕張(後半) | 霽月日乗・ホーマーEのブログ

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個人の備忘録です。

ずいぶん前の記事になりますが、『私立恵比寿中学合同出発式~今、君がここにいる』ブルーレイのforTUNE music予約特典、2014年3月9日 幕張メッセ公演「Luck To The Future PART1」を途中まで観たことはすでに報告しました。

スマホで観て7GB超え、月がかわってまた観ようとしたら今度は相手側の不具合、ライセンスキーを発行し直してもらって改めてPCで観ようとしたら映像がカクカク、設定を少しいじって……などとしてたらかれこれ2ヶ月近く経ってしまいましたが、先日ようやく最後まで通して観ることができました。

前回の報告では、転校する二人、瑞季ちゃんとひろさんの出来が出色、という内容のことを書きましたが、その印象は最後まで変わりませんでした。ひろさん、歌が歌になった。ダンスも正確かつ優雅。かつて彼女のことをポンコツ呼ばわりした心ない人たちに、これを観て同じことが言えるかと問いたい。でもひろさん、最後の最後にこの素晴らしいパフォーマンス……いや、ホントに転校が惜しい。同じことの繰り返しになりますが、もっとエビ中としての彼女を観たかったなあ。

瑞季ちゃん。ダンス部長最後の勇姿。これもまた見応えありました。歌声は、僕の記憶では武道館ではそこそこ出ていたので、幕張のこの日もこの映像の通りに響いていたことでしょう。過去1年の間、歌は苦しい時が何度かありました。彼女の転校はある種の不可抗力によるものと僕は思っています。もちろん転校などして欲しくなかった、というのが本心ですが、体調のことなんかを鑑みると、彼女の場合は致し方ないか。でもそれは事情は違えどひろさんに関しても同じで、いつかは来る別れが少し早まっただけ、などとは簡単には割り切れません。特にこの二人を推していたわけではない僕ですらこの有様ですから、二人のファンの方々の心中はいかばかりか……

そして当日は留学中の、もう一人の転校生なっちゃんのビデオレター。この日、現場に行けなかった僕は、どうしてもこれだけは観ておきたかった。ホームステイ先の自室から、周りに配慮してか(遠くの方でその家の人?の話し声も聞こえます。朝、登校前かな?)、ウェブカメラに向かってヒソヒソ声で話すなっちゃんのプライベート感!  私立恵比寿中学は言うまでもなく架空の学校です。でも僕ら観客はこの学校に自分も在校していて、彼女らとは同級生みたいな錯覚に陥っている。このビデオレターを自室のPCを通して一人見つめながら、僕は彼岸にトリップしましたね。劇中劇というか、入れ子形式というか、架空の学芸会のさなかに現実の留学生活がいきなり闖入してくるこのダイナミズム、この酩酊感こそがエビ中の醍醐味なんだなあとつくづく感じ入りました。なっちゃんとはその後、最後の個別握手会とムック本イベントで直接話す機会がありましたが、本人はいたってケロっとしているところが何とも面白い。なっちゃんもまたエビ中にはなくてはならない人材でした。

これまた前回と同じことを言うようですが、残る6人のメンバーも、(なっちゃんは不在ながら)9人のフォーマットでやるのはこれが最後だと意識しているのが感じられ、終始涙を堪えながらのパフォーマンス、ラストの「イッショウトモダチ」で彩ちゃんが決壊しますが、それまでは緊張の糸がピンと張り詰めた、気持ちの入った演技を全員が展開しています。「9人のエビ中」の最後のライブ(僕は武道館はセレモニーで、学芸会とはまた別物ととらえています)にふさわしい、彼女らのひとつの到達点を見たような気がしました。

この映像、購入者特典としてストリーミング視聴できるのは10月19日までですが、何とかパッケージとして残してもらいたい。最初から最後まで、会場全体にセンチメンタリズムが横溢した、特異な状況下での素晴らしいライブ、ここにはエビ中のエッセンスが最良の形で詰まっています。営業上、困難があるかも知れませんが、運営にはぜひご一考頂きたいものです。

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(画像はナタリーより転載)