ジョン・フリンの『組織』 | 霽月日乗・ホーマーEのブログ

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個人の備忘録です。

今日はちょっと映画のこと。ツタヤでたまたま見つけましたので早速借りてきました、『組織』。監督は『ローリング・サンダー』のジョン・フリン、主演はロバート・デュヴァル、原作(というか、原案)はリチャード・スターク。

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(写真はウィキより拝借)

ずっと前に途中から見てそのままになってました。最初から通して見るのは初めてです。以前アップしたブログでも紹介しましたが、これ、リチャード・スターク(=ドナルド・E・ウェストレイク)の悪党パーカーシリーズの第三作(タイトル同じ)をベースにしています。パーカーとかハンディ・マッケイとか、原作の登場人物は名前を変えてありますが、面倒なので原作の役名で行きますよ。

ロバート・デュヴァルという人は『ゴッドファーザー』シリーズのトム・ヘイゲン役のようなインテリヤクザがよく似合う。だからワイルドなパーカー役にはちょっとなあ、という印象です。今回見てもこの考えは変わりませんでした。それはハンディ・マッケイ役のジョン・ドン・ベイカーも同じ、太ってて若いジャック・ニコルソン、てな感じの彼に、マッケイの枯れた味を求めるのは無理な相談です。

でもこの映画、スタークの原作を離れて観ればすごく面白い。ヤクザとか拳銃のヤミ屋とかモグリの医者とか、まあそんな人物ばかり出る映画ですが、いちいちピッタリの役者を当てている(デュヴァルだってベイカーだって、そこそこハマってます)。

物語の最初の方、マッケイの店に鳥撃ちに扮して探りを入れに来る二人組の男なんて、ああ、こういうのがアメリカのヤクザなんだなあと、大変参考になりました(笑)。

歌手のアニタ・オディもクラブの歌手役で出演しています。顔ははっきり映りません。歌声だけ。組織のボスはロバート・ライアン。若いときに二枚目だった人が年取ってからこういう役やると、結構リアルです。

ヒロインのカレン・ブラック、懐かしいなあ。僕が映画を見始めた1970年代、見る映画見る映画、しょっちゅう出てたような気がします。そんなに美人というわけでもないのにね。去年亡くなりました。息子がハンター・カーソン、ヴィム・ヴェンダースの『パリ・テキサス』に子役で出てました。

そうだ、『パリ・テキサス』も久しぶりに観たいなあ。『組織』の原作も読み返したいし……こうしてどんどん仕事が遅れるのでした(汗)。

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