エビ中の生写真、好きな人はみな集めてますよね。僕は……集めてるような、ないような……今はどちらとも言えない状態です。
以前はライブ毎に記念の意味で必ず2、3セットは買ってました。ときどき半額セールになるときには10セットくらい買ったりもしましたが、最近は買ったり買わなかったりです。
僕のまわりの、写真に「強い」人たちを見ていますと、コレクションが大きくなるにつれて後に退けなくなっている場合が多いように思いますが、どうでしょうか。
まあみなさん好きで集めてらっしゃるわけですから、僕がとやかく言う筋合のものでもありません。僕だってこれまで色々なものの収集に明け暮れて来ましたから。
人生の折り返し点を越えますと、それまでは気にもしなかった自分の最期というものを意識するようになります。その時が来た暁には、できればそれまで精魂込めて集めた物どもに、きちんと別れの挨拶をしたい。でも大抵はそう都合よく行きませんよね。だから元気なうちにそれぞれ次の嫁ぎ先を決めてやった方がいいかな、とぼんやり考えていました。
それが現実味を帯びたのはあの震災がきっかけです。それと、震災の同じ年の夏にちょっと親しい人が突然亡くなったのですが、その人の人生の閉じ方にも少し考えさせられるところがありました。
というわけで、手始めにLPレコードとCDをまず処分、というか、嫁に出しました。それぞれ5000枚ずつくらい。
言っときますが、断捨離とか何とか言うのとは違いますよ。たとえば本もそこそこの量を所有してますが、これは商売道具なのでまだしばらく手放しません。
で、今まで僕を楽しませてくれたレコードやCDが、それぞれに相応しい次の人生を送れるよう、一つ一つ行き先を探してやりました。まあ大半はディスクユニオンに行きましたが(笑)
そんなわけで、最近は物を集めるという行為に対して、かなり大らかな態度で臨んでいます。エビ中の生写真にしても、いいなと思った写真、推しのサイン入りなど、手に入ればよし、入らなければ縁がなかったと思うまでのこと。水に泳ぐ魚のごとき心境ですね。
今日はエビコレクションの発売日です。友人の代行、援護射撃、それにチケットの受け渡しかたがた、僕も朝から新宿へ足を運びました。
こういう心境だとかえってサイン入りやシークレットが出るものだ、と言いたいところですが……
