整理してもリバウンドをくり返す理由

 
 
引き出しをひっくり返して
要不要で分けて
仕分けをして戻して
一旦はキレイになり満足したのに、
時間の経過と共にまた元通り…。
 
《収納は永遠のテーマ》
 
なんて言われ続けているのは、
このやり方に問題があります。
 
曖昧な言葉ではなく、
伝えたいことは厳しい言葉でも
ハッキリと分かるように伝えることも
私のサロンが道場と
言われる所以でしょう…。
 
まず、
「引き出し一つひっくり返すのは整理ではありません」
そして、
「要不要の判断は、単なるゴミ捨てです」
問題は、
「仕分けるだけでは無意味です」
ということ。
 
私がお伝えしている
〈本当の整理〉は、熱が出る程頭を使います。
引き出しひっくり返して
ゴミを捨てて、種類ごとに仕分けて・・・
という作業は、幼稚園児でも出来るほど簡単。
リバウンドを繰り返してしまうのは
当然のことなのです。
 
 

 

 

美的ハウスキーピングでは、

【本当に必要なものも

全ては１つあれば良い】

という考えが根底にあります。

 

上の画像は我が家の文具の引き出し。

家の中心にある収納庫の

最高に良い所＝【スーパーゴールデンゾーン】

に、配置しています。

360×360×120（外寸）の箱。

 

この場所にペンだけなら500本は入るでしょうし、

はさみ5本、ホチキス3個、なんていうのは

ざらにあること。

大概のお宅には関係のない物が混じっていて

キャッシュカードやクレジットカート等貴重品、

お土産の携帯ストラップ、

小銭、輪ゴム、飴、シール、切手など、

細かくて小さいものがぎっしり詰まっています。

 

小さいという理由だけで集まっている

何も関連がない物を仕分けた所で

一瞬キレイに見えますが、

用途の分からない物の集まりは

迷いを生じさせます。

そしてまた小さい物が集まります。

同じ物がまたどんどん入ってきます。

 

引き出し１つをひっくり返して整理出来るのは

上級者だけ。

易しく聞こえて、実はものすごいハードル！

 

今の自分とこの先の自分の姿を俯瞰して

物や動きを考える。

そこにしっかり頭を使ってください。

生活必需品をシンプルに整えると、

今度は家のものについて

何も考えずに過ごせるので、

頭の中も、家にある場所も

好きなことに投じることが出来ます。

 

 

 

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