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病人にすぐに必要なものは、何ですか?


『頭の中の理論ではなく、現実の薬です。』

 


若し病人に対つて方経を披き談ずとも

病を療するに由無し。

必ず須らく病に当たって薬を合はせ、

方に依って服食すべし。

乃ち病患を消除し、

性命を保持することを得ん。

弘法大使 空海 「続遍照発揮性霊集補闕鈔」巻第九



(『空海さんに聞いてみよう。心がうれしくなる88の言葉とアイデア』 白川密成著 徳間文庫カレッジ より抜粋)







〜オルガノン §22〜

 

病気の状態を健康な状態へ変えるために、病気において取り除くべきであると示されるものは、徴候と症状の総体以外に何もない。また、レメディーが治癒力として示しうるものは、健康な人には病気の症状を生じさせ、病気の人にはそれを取り除くという特性以外に何もない。したがって次の二つのことがいえる。一方では、レメディーは、ある種の病的現象や症状を引き起こすことによって、つまり、ある種の病的状態を人為的に生じさせることによって、すでに今現れている症状を、すなわち、治癒すべき自然の病的状態を除去し根絶する。こうすることによってのみレメディーは治療の薬となり、病気を全滅させることができる。他方では、これに対し、治癒すべき病気の症状の総体に対して、類似の症状あるいは反対の症状を最も生じさせる特性があると明らかにされたレメディーを探し出さなければならない(ただし、病気の症状が最も容易に、最も確実に、最も持続的に除去されて健康になるのは、薬の生み出す症状が類似のものによってか、あるいは反対のものによってか⑴は、経験が示すとおりである)。



*脚注(1)については、『改訂版 医術のオルガノン第六版』をご覧ください。




『改訂版  医術のオルガノン 第六版』

    サミュエル・ハーネマン著

     澤元 亙訳

     ホメオパシー出版より