10月3日(金)、特別公開中の大徳寺 本坊へ行ってきました。
勅使門

三門
千利休が豊臣秀吉の怒りをかい、切腹の原因となったといわれる三門。

こちらの先に国宝の唐門があります。

大徳寺 本坊
ここから先は撮影禁止です。

本坊へ入るのはこれで二回目。昨年の曝涼(ばくりょう)展の際も訪れています。
曝涼展(お寺が保管している寺宝の虫干しを兼ねた一般公開)では国宝の方丈内へ
入って間近で掛け軸や美術品を見ることができます。
今回は方丈内へは入れませんがガイドさんがいらっしゃって説明をしていただけます。
方丈前庭園や唐門を眺めながら廊下に座って説明を聞きました。
曝涼展の時は擦れ違うにもぶつかりそうなくらいの混みようだったのでほとんど建物を眺める
余裕がなかったんですよね。
私が行った時間は三人で説明を聞きました~

この廊下を通って法堂へ入れます。
いつも外から眺めていたから入れてよかった~

法堂内は一方向から天井龍を見学します。
下でぐるっと回りながら眺めると更に迫力があるのですが…残念。
法堂

大徳寺のご朱印。
昨年いただいたものですがアップしそびれてたので


今宮門前通りへ続く道
ここの通りは好きだなぁ。
まっすぐ進んで次のお寺へ。

孤篷庵 (こほうあん)

大徳寺塔頭寺院で大徳寺山内の最西端に位置しています。
こちらも
撮影禁止なので行こうか迷ってましたが

ブロ友さんの記事を見て寄ってみることにしました。
拝観受付で番号札を渡されて中ではバッグを預けて入場です。
まず本堂前の庭を見ながら説明を聞いて
番号の色ごとに重要文化財の忘筌(ぼうせん)席へ案内されます。
禅寺の庭は白砂だと思ってましたがここの赤土には驚きましたね。

小堀遠州が晩年を過ごした庵なので
茶道関係の方には憧れの地なんでしょうね。
亡くなったお茶の師匠に「孤篷庵へ行ってきました~」ってお話したかったなぁ。
初公開の書院「直入軒」、茶室「山雲床」もあり、平日にもかかわらず
多くの方が訪れてましたがマナーの悪い方もチラホラ。

敷居を踏んで鴨居にぶら下がりながら身を乗り出すなんて…(年配のおじちゃんですよ)
公開していただけなくなるから止めて欲しいわぁ。
畳の縁を踏むなんてのはまだかわいいのかもね。
貴重な文化財を見せていただくという気持ちを忘れてはいけないなぁと改めて感じました。