こうなったら、交換時期です | 住まいと環境~手づくり輸入住宅のホームメイド

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名古屋で自然志向の本物の輸入住宅を造りたいと思って、カナダから外壁用レンガ、ドライウォール用資材、バスタブ、キッチン・洗面キャビネット、水栓金具、自然素材等を輸入しているビルダーです。環境・アレルギー・アトピーの症状に配慮した家づくりを目指しています。



先日、茨城県のお客様の輸入住宅で上げ下げ窓のバランサーを交換してきましたが、
こちらが引き上げてきた古いバランサーたちです。

輸入窓は、マーヴィン(Marvin)のインテグリティ(Integrity)・シリーズの
ダブルハングサッシ。

長いものは下窓用、少し短いものは上窓用。勿論、窓の高さによっても
バランサーの長さは変化します。

写真の上半分のバランサーは、状態が比較的悪いものですが、ご覧のように
建具を吊り上げる為のバネが赤く錆び付いています。

また、一番上にあるバランサーは、バネが外れて吊りヒモも切れてしまい
バランサーとしての機能が果たせなくなっています。

これらは、施工から18年経った状態のバランサーですから、そろそろ寿命が
来ているというのがお分かり頂けるのではないでしょうか。

バネは錆びてくると鉄の柔軟性がなくなり、伸び縮みをしなくなってきます。

そうなると、重い建具を吊り上げることが出来なくなりますし、両サイドに
あるバランサーの片方だけがバネが弱ってきたりすると、もう片方との
バランスが取れなくなり、建具が傾いて上がらなくなってしまいます。

勿論、バランサーは写真とは裏表逆に装着されていますから、こちらの面は
通常見えませんので、バネ等の状態を皆さんが確認することは出来ません。

でも、窓の開け閉めがしづらくなってきたら、恐らくバランサーは写真の
ような状況になっていますから、早めに交換をするようにしたいものです。

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