おはようごさいます♡
今日は、残酷さが含まれた重量感たっぷりの絵本を書き残したいです。
グリム童話より、「あめふらし」♡
こちらの「あめふらし」、かつて出会ったことがないような絵本で、真ん中の子と下の子と一緒に、私までドキドキドキ。
グリム童話といえば、「おおかみと七ひきのこやぎ」や、
「ねむりひめ」 や、
ねむりひめに出てくるような王子様に憧れますよね♡
「ブレーメンのおんがくたい」
などなど、沢山の有名なお話がありますが、「あめふらし」のほうが、忘れられないインパクトがありました。
ストーリーを追いながら、「もしも、別な道を辿っていたら?」ということを途中で何度も考えてしまって。
こんなにもストーリーに引き込まれいったのは、あちこちに残酷さが含まれているからなのですよね。
絵本で、殺されてしまいそうな怖さのあるものは、ほとんど見当たりません。
ひとつ過去に読んだもので思い出せたのは、「スパイダー屋敷の晩餐会」くらい。
心地良い言葉に騙されてはいけないという教訓があります。↓
絵本は、「子どものためのもの」だからでしょうね。
子どもの心に必要なのは、残酷さではなく、思いやりや希望や夢や友情といったこと。
あめふらしは、子ども向けでは取り入れにくい残酷さが多めに含まれているので、他とは一線を画しているように感じました。
グリム童話だから絵本になるのを許されたのかなと思えるくらいのハラハラ感…♡

ここで少しだけ、「あめふらし」のあらすじを書くと。
♡♡♡
あるとき、王女さまが結婚相手を探すことになりました。
王女さまは美しく聡明なのですが、気位が高く残酷です。
「王女と結婚したいものは、塔からみても分からない場所に隠れよ。失敗して見つかったら、さらし首にする。」というおふれが立ちました。
王女さまと結婚できるか、殺されてしまうかの二者択一の命懸けのゲームがスタート。
王女さまは、国じゅうをみわたすことができる12の窓がある塔に住んでいるので、挑戦者たちは誰一人として隠れ通すことができず、首をはねられていきました。
ある日、三人の兄弟も運試しとして、王女さまに見つからない場所へと隠れます。
末の弟だけは、鳥や魚、キツネの助けを借りながら…。
♡♡♡
12の窓から見つからずに、若者は王女さまと結婚することが出来るのか?というストーリーです。
ネタバレになる隠れ場所は、ここでは控えておこう♡
残酷さを美しく魅せる不思議な絵の効果もあって、絵本がより一層素晴らしく仕上がっていると思いました。
読み時間は約10分、小学生向けです。
グリム童話ということで、読み聞かせ活動にも使えそうな絵本かと一瞬思ったのですが、「さらし首が99本並ぶ」といったところなど、子どもに恐怖を植え付けそうな部分があるので、控えておくべきところかと思い直しました。
最後の終わり方がハッピーエンドなのかといったところも、読み方によって変わりそうです。
「あめふらし」はクセが強めで、好き嫌いが分かれそうではありますが、個人的には、最近でのベストヒット絵本です。
ページをめくるたびに絵も良いのです。
目立たずに放置されているのが惜しまれるグリム童話だと思いました。