プロ棋士の対局の場合に、最後の投了図の形を自由自在に作り上げられるということを、私は漫画で読んで知りました。

 

 「山口恵梨子の女流棋士の日々 攻める大和撫子編」↓

 

 

女流の山口恵梨子先生が主役の漫画です。

 

山口先生、すごく可愛いですよね♡

将棋フォーカスの番組で着ているワンピースがいつも素敵です。

 

誰のお洒落を真似したいか聞かれたら、「山口恵梨子さん♡」と言いたいです。

将棋に詳しくない人には、「誰…?」って言われそうですが♡

 

 

 

 

 

この漫画によると。

 

負ける棋士は、「負けました。」と言う前に、自分が負けるための道を、どうするか考えて作っているということでした。

 

投了図や棋譜には、対局した2人で作り上げた道のりの風景が現れるそうです。

 

投了図…一方が負けを認めた時の盤面図のこと。

 

負ける棋士は、対局中の途中のある時から負けることを把握していて、勝つ棋士のために、レッドカーペットを敷くことも出来るし、ジャリ道に引きずり込むことも出来るそうです。

 

一方の勝つ棋士も、負ける棋士の想いが読めて、レッドカーペットの上を歩かせてもらっていることや、ジャリ道へ突き進んでいることを自覚しながら投了までのゴールを目指しているようです。

 

無言で指していく中で、二人でどの道を進むかを対話し、決定しているという。

 

相手にレッドカーペットを敷くというのも、将棋の負けの美学だと思いました。

 

まさか「負けました。」の前に、そんな静かな2人のやり取りがあって、それが投了図として表面化してきていたなんてと驚きました。

 

そういえば、棋力の高い人は確かに途中の盤面をチラッと一瞬見ただけで「勝つよ」とか「負けるよ」と予知して当てますね。

プロはかなり早い時点から、自分が負けるのも分かっているのでしょう。

 

漫画の最初の数ページ部分だったので、Amazonの「サンプルを読む」のところから、私がウルッと感動した部分が全部すっきりと読めます。

 

リンクを貼っておきますね。↓PCから♡