第１話　レンジフード整流板・金属フィルターのお掃除

家を整えると自然と家事が楽になり、毎日がうまく回り出す！
あなたの、『何かに追われる毎日』をもっと楽にしたい家事らくプランナー藤井あや子です。

４話連続で、『キッチンレンジフードのお掃除技』をご紹介致します。

キッチンのレンジフードのお掃除って手間がかかりますよね。このような仕事をしているとレンジフードの掃除についての質問はよく受けます。レンジフードのフィルターは自分で掃除するけれど、ファンはクリーニング専門業者にお願いする方多いと思います。でも実は、軽度な汚れなら自分でもお掃除できますよ！

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第１話　『レンジフード整流板・金属フィルターのお掃除』
第２話　『レンジフードファンの掃除』
第３話　『油吸収シートの取付で掃除をもっと楽にする』
第４話　『レンジフード最新機種で１０年掃除がいらない！？』
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第１話　『レンジフード整流板・金属フィルターのお掃除』

整流板とは？

空気の流れを整え、調理で発生する煙を集めやすくする板状のものです。吸い口をあえて狭くすることで油煙を吸い込む風を加速させます。

金属フィルターとは？

流れていく油を含んだ空気がこのフィルターに触れることで、空気と油に分かれます。（もちろん完全ではないですが）つまり、ファンやレンジフード内部に油が行かないための大切な防御フィルターなのです。

では、整流板・フィルターを外したらお掃除スタートです！整流板は大抵両サイドに外せる部分があります。詳しくはそれぞれの取扱説明書をみてくださいね。

【　整流板の掃除　】　

もし油がひどくついている場合は、乾いたボロ布でざっくり拭いてから始めましょう。

整流板に、セスキ炭酸ソーダ水を吹き付けます。
※整流板は大きいため、水で洗うとシンク内で済ませるのが大変です。　水でジャーと洗わないやり方をご紹介します。

セスキ炭酸ソーダ水の作り方はこちらから

セスキ炭酸ソーダ水に油が溶け出し、油汚れが「緩んで来た」と感じれたら、ボロ布で拭き取ります。表裏両方拭きましょう！

仕上げに、水拭きすれば完成です！

【　金属フィルターの掃除　】　

ステップ①　ボロ布で大まかに汚れを落とす

乾いたボロ布でざっくり油汚れを拭いてから始めると、後の作業が楽になります。

キッチン天板に傷がつかないよう、なにか敷いて作業するといいですね。

ステップ②　セスキ炭酸ソーダ水に漬け置き

汚れが拭き掃除では落ちないレベルならば、漬けおき洗いをおすすめします。写真では、二枚重ねのゴミ袋につけています。温かいお湯を使うとより落ちやすくなるので、フィルターに粉末状のセスキをふりかけ、そこに４０～５０度ぐらいのお湯をかけます。

[漬けおき液の作り方]
お湯３リットルにたいして、セスキ大さじ１

ステップ③　細かい汚れを落とす

油が緩んで来たと感じられたら、歯ブラシなどで汚れを落としていきます。歯ブラシはすぐ油まみれになるので、ついた汚れはボロ布で拭き取りつつ作業を進めていきます。

漬け置き液の中でやるのもおすすめです。

ステップ④　水で流して完成

最後は水で流して完成です。仕上げ洗いをしたい場合は、中性洗剤（台所用洗剤）で洗ってください。