こんばんは。美容家の志田さおりです。
つ・づ・く
今年、そして今月は、どうやら私にとって
人生の大きな転機になりそうです。
もうすぐで、私のやりたかった
夢への扉が少しずつ開いていきます。
私は、美容の道へ進みましたが
実は美容の世界に入らなかったら
福祉の仕事をしたいと思っていました。
美容の仕事をして20年経った今でも
やはりその想いは根底にあります。
だから、きっと心理学が組み込まれた
美塾というメイクに惹かれ
その道へ導かれたのだと思います。
そして、マッサージなどのボランティアも
大好きなんだと思います。
実は、この数ヶ月で信じられないくらい
嬉しいオファーが続いています。
しかもやりたかった夢が一気に3つ叶います。
意識次第で、
人生は本当に変わっていくようです。
その一つとして、
来週から、実は
公立高校の授業で、特別講師として、
化粧療法などのメイクの授業を
講義させて頂けることになりました。
教育という現場で、これからお化粧していく
学生たちの第一歩の
『化粧』
を伝えられる喜びと
責任感は、それはそれは大きなものです。
そして、このタイミングで
私もちょうど、美塾講師になって丸5年。
5年前の私の夢は、
このメイク方法を学生たちへ伝えたい
そう夢みていました。
でも、そんなのは叶わないだろうなという
はるか遠い願いでした。
毎日のように、
目の前で自分らしく輝いていく
生徒様たちを見て、経験していく中で、
このメイクは、本当に
人の人生を変えられること、
メイクは、ただの手段であって
目的ではなかったことも実感しました。
この5年で、生徒様たちからも
沢山言って頂けた言葉。
「この美塾メイクを、
これからお化粧する
学生たちへ伝えてほしい！！
こんなに自分の顔を好きなれて
自己肯定感が高まって、
人生が変わってしまうメイクを知れたら
これからの社会は変わると思う」
そう沢山の生徒様が言って下さいました。
毎日、お一人お一人の美塾生と向き合って
その人らしさをサポートできることが
本当にやりがいがあって
とてもとても幸せでした。
この5年の積み重ねが
教育関係者を動かし
授業という、とてもとても貴重で大きな舞台で
『化粧 』
というものを伝えられること
こんなに幸せなことはありません。
私が本気でやりたいこと。
それは、
メイクの定義を変えたい
ということ。
私たちの時代も、学生たちへ向けた
某大手化粧品メーカーの
メイク講座がありました。
否定するつもりはありませんが、
私もその仕事をしていたからこそ
言えることがあります。
メーカー主催のメイク講座は、
結局の所、化粧品を買って頂きたい
という目的が最終的にあります。
下地の付け方から、ファンデーション、
眉の描き方、、といったように
メイクの手順を教えることがメインです。
だから、化粧を知らない学生たちは
その通りに、教わったように
化粧品を揃え、
まだまだみずみずしいピチピチの肌に
ファンデーションを塗りたくり
眉毛を必要な部分も切りすぎては描き、
明るめの口紅をつけて、、
仕上がった顔は、スッピンの自分とは
まるで別人。。
ケバくなったように感じる自分に
違和感を覚え、
本来の自分の顔を否定されたように
落ち込んだり、
化粧って、こんなに
作り込まないといけないのかと
めんどくさくなったり、がっかりしたり
世間体を気をして
自分の為ではない
身だしなみのような感覚になったり。。
欠点やコンプレックスにフォーカスした
メイクでは、
自分の顔を好きになるどころか
ダメな部分、悪いところの粗探しで
自分の顔にどんどん自信が
なくなっていきます。
実は、私がこれまで
経験した美塾メイク教室で
今でも悔しい想いが
残っている生徒様がいます。
悔しいというのは自分自身にです。
私が力不足だったから。
私が彼女を導けれなかったから。
彼女に気づかせてあげられることが
出来なったから。
彼女に伝わらなかったから。。
今でも悔いが残っています。
その事を
次回に書かせて頂きます。
つ・づ・く
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