今回は ギャラリーへの拘り に関してです。
久しぶり過ぎる投稿、、、
前回の投稿、気付けば半年前、、、
書き方も少し忘れてます。。。
内容も季節外れになりました。
我が家の話ではありませんが、
お盆中に親戚の家を訪問してきました。
何度かお邪魔させていただいていますが、訪問する度に癒されて帰ってきます。
敷地内には小川が流れ、
小川には蛍も棲みつき、
息子が小さい頃は蛍を見に行かせていただきました。
窓を開けておくと畳の間に自然と蛍が舞ってくるという貴重な体験。
息子の記憶にも鮮明に焼き付いている事と思います。
私としてもここで見た蛍の光が最も美しく印象に残っています。
(小川の流れる庭)
蔵はギャラリーに改装されています。
(蔵)
そのこだわりが普通ではありません。
空間デザイン
ライティング
質感
格子の隙間間隔
展示台の高さ/幅
ガラス枠の納まり
自分好みのテイストを見つけ出し、
全てにこだわって改築した事が伝わってきます。
そのようなこだわりを持った方のお話を聞くのは本当に楽しいものです。
細かな納まり含めた意図が良くわかります。
展示されている物としては、
お重、お椀、雛人形、着物、タンス、屏風、仏像、、、
仏像!?
(お雛様)
とにかく収集物、展示のセンスが素晴らしく、蔵を見せて欲しいと訪問してくる方もいるようです。
一般の人でこれだけのもを作る、、、
家自体も改装されています。
こだわりのエピソード。
トイレの壁には石調のタイルが貼られているのですが、タイルの貼り方で揉めたようです。
職人の方がトイレの奥側からタイルを貼っていったようでトイレの入り口付近に中途半端なタイル割ができてしまったとの事。
職人の方からは
「奥から貼っていくとこうなってしまうんですよね。。。」
と言われたらしく、
「それじゃあ、手前から貼っていけばいじゃないですか!?」
その通りです。
目立つところに中途半端なタイルの割ができてしまい、その配置バランスに納得がいかず、貼り直してもらったとの事です。
こだわる人であれば必ず気にするところだと思いますが、そこまで意識しない職人の方もいると思います。
こだわりの家創り全般においても同じですが、齟齬が起こらないよう事前の細心の認識合わせは非常に重要な事だと思っています。人の感覚というのは人それぞれ異なり、施工会社にとっては厄介な施主になるかもしれないですが、一意に決まるまでの認識を合わせは重要です。
話が逸れましたが、
今回の訪問でも、こだわりの感じられる建物と素敵な展示品を堪能させていただきました。
最後には美味しいお茶を入れていただき、和菓子と共にいただきました。
お茶の世界はまだ足を踏み入れられない領域ですが、今後に向けての良い刺激となりました。
こちらで ブログ目次紹介 しております。