約10日前のことですが、
元サッカー日本代表、現FC今治の岡田武史さんへのプレゼン機会をいただき、
3分プレゼンをした後に応援とアドバイスを頂きました。
 
そのなかでも、
僕たちの相手を褒めるというコミュニケーションについて
どうしたらいいんだろうというケース

例えば、相手の方が経験があったり目上のようなケースでは

どう褒めたらいいんだろう? というケースです。
 
少しだけ脱線をしますが、
岡田さんは現在FC今治の監督と同時にスポーツxまちづくり事業を
進めて学校も経営されている実業家の顔も持ち合わせております。
(下記の記事が岡田さんの考え方や理念を読みやすくまとめていると思いました)

 

 

プレゼン前に本も読み、アドバイスいただく中で、
経営の知識や情報も豊富さに驚かされ、
そして関わるものに対する熱意が常人離れしているのを再確認いたしました。
 
まあプレゼンは僕自身すごいドキドキで、
オンラインで他にも見ている方がいる中で似てないガンダムネタのモノマネをしつつ(何しとんねん)
とにかくインタビューで聞いたこと知ったこと、
「がんばりたい人ががんばれる世界を目指しているなかで、

 いまはお母さんの育児が当たり前で済まされすぎていてツライ」

と伝えながら、ホメズアップのサービス概要を説明させていただきました。

岡田監督は好意的に、ご自身の失敗談交じりに
「このサービスは形にしてほしい」と言ってくださりました。
理解者が増えた喜びと共し、とても気が引き締まったのを覚えています。

その際に先に書いた褒めるのが難しいケースのことを質問しました。
それが今回のタイトルのこと。
(前フリが長くてすいません)
 
『相手の表情がパッと変わるコミュニケーション』
 
結論から言うと、


「私はあなたを見てるよ/見てたよ」と、
相手の存在を認めること。





岡田さんの体験談を書くと、
試合では使わないと告げつつも選手に、
「でもちゃんとお前のがんばりは見てるからな」と話していたそうです。

そして練習で変化があった時はそれを伝える。

すると選手の顔がパッと明るくなるんだ、と。

僕もこの経験は言われて思い出したことがいくつかあります。
人の変化は見てる方も楽しい。
見つけてもらえたときはとても嬉しい。

そして岡田監督は、「私はあなたを見てるよ」を大事にすれば経験の上下は関係ない。
と、札幌の監督時代、結果が出ない時期に、もらったファンからの温かいお手紙が
どれだけ嬉しかったかという話もしてくださいました。

「褒めは手段だから」
そこよりも、
「相手の存在を認めていると伝えるコミュニケーション」
が人の喜び。



僕はホメズアップの方針を決める前のお母さんたちとのインタビューで、
「自分の励ましや労いの言葉が薄っぺらい」
そんな風に感じていました。

そしてテストモニターでサービスを体験してもらったお母さんたちは、
とてもいいコミュニケーションをしていて、みんながみんな共感し合っていて、
母親ではない自分が出せる言葉はないのかなと、裏でもがいたりしていました。

今回の岡田さんの話をきっかけに気づいた(自分なりに消化できた)のがつい先日。


そう、渡さなくていいんだ、と。


「褒める」に固執していたけれど、
もともとは「モチベーションのV字回復」が目的の僕たちのサービス。

giveができなくても、
recieve(受け取る・受け止める・知る)を大事にしよう。


と気づくことができましたし、
自分の大事にしたい美学的なものに
とても近い気がしました。

ましてお母さんたちは、育児に責任感持って自らたくさん調べてたくさん抱えている。
そこにまたさらに何か渡すよりも、
受け取って、ちょっと減らしたり、ちょっと預かってみたりする。


それが時間の経過の中で行き来したりして、
良いコミュニケーションになり気持ちの回復につながるのかもしれないなー、と
そんなことを思いました。
 
そしてそれが育児の域を超えても、
自分の存在を認めてくれる場所を作って、
その先にいま以上の「がんばりたい人ががんばれる世界に」。


その先駆けが
互いを認め会える達人になった
現在進行系のリアルお母さん達になるかもしれない。


そんなことを思いながら、
ちょっとでも、日本や世界の風通しが良くなるように。
今日もまた一日がんばります。

疲れた人は、許せる範囲で休んでもろて、
がんばりたい人はなんでもいいから人が喜んでくれることをがんばっていきましょうw

今回一日遅刻しちゃいましたが、
毎週、水曜更新です。
(のちのちバリエーションに飛んだ記事が増えるかもです。お楽しみに^^)

次回は、前回の記事でちょっぴり涙を誘ったセンちゃんです☆