バンクーバーからこんにちは!

とっても複雑で不思議な形のコロンバインの花。

 

こちらは、ビー ブラッサム。

お花の形は蝶々みたいに可愛いお花です。

 

6月も中旬に入り、庭の多年草の草花が元気に咲き出しました花

 

今日は、半年ぶりに髪を切りに行ってきました。

 

私、ヘアサロンに行くのは、年に2回ほどです。

そしていつも同じヘアスタイリストさんにお願いしています。

 

半年に一度しか来ないお客(私)でも、

髪質、性格、前回のヘアスタイル、前回交わした会話に至るまで

全て記憶している方で、接客業の鏡のような人ですニコニコ

 

どんな髪型にしたいとか、

髪の悩みとか、

髪のクセとか、全て把握してもらえているという安心感

だからいつも、お任せですにっこり

 

いつものように、リラックスして髪を切ってもらっていると、

受付の電話対応が耳に入ってきました。

 

1時間後に予約をしたお客さんからの電話で、

「(英語で)ちょこっと、5分くらい遅れるけど、大丈夫かしら?」と、

言うのが、はっきりと私にまで聞こえてきました。

 

(わー、なんて律儀なお客さん! 

5分の遅刻で、電話をしてくるなんて、、、しかもお客はカナダ人)

 

と、内心、感動したのも束の間。

 

「いえ、ダメです!」と、受付のお兄さん驚き

 

一瞬、耳を疑いました。

たった5分の遅刻を律儀に電話してきたのに、

5分だけ待ってあげられないの??

 

そんな私の心を読んだように

私の担当さんが説明してくれました。

 

「私たち、急いで髪を切るのはできるだけ避けたいの」と。

 

「たとえ、わずか数分であっても、次のお客さんを待たせている焦りから、

思うように仕上がらなかったら、申し訳ないし、罪悪感が残る。」

 

なるほど。

 

「そして、数分遅れるから、待っててね!と電話をしてくるお客は、

悪気もなく大抵、15分は遅れてくる。

 

駐車場がないとか、

道が混んでたからとか、何かしらの言い訳をつけて。

 

そうそう、これ「カナダあるある」です!

 

レストランでも「5分遅れます」と、

わざわざ連絡をくれるお客が5分でくるなんて、まずない」と言われています。

 

予約の時間を律儀に守るのが当然で、もっと言うと「5分前行動」が身についている日本人には、馴染みのないこの感覚。

 

予約がぎっしり入った美容院だと、たとえ数分の遅れでもそれが重なれば命取り。

 

だから、「ちょっと遅れる」お客さんは、全員お断り。

 

ヘアスタイリストさんたちは、

サービス提供者であると同時に職人ですものね。

 

No というのは、YESというほど簡単ではないけれど

お客さんの都合に振り回されず、

常に自分達が最高のパフォーマンスを提供できるコンディションを整えるって、

難しいけど大切なこと。

 

ますますこのお店のファンになりました飛び出すハート