ラジオ聞く? | WILL塾長のブログ

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ラジオを最もよく聞いていたのは中学生の頃、1980年代です。特にオールナイトニッポンは夜更かし、テスト勉強、一夜漬けの友でした。

中島みゆき、タモリ、とんねるず、ビートたけし、笑福亭鶴光。当時のパーソナリティは今考えると信じられないくらい豪華でした。寝る間を惜しんで、時には勉強の手をとめて(いけませんね)聞き入ったのも仕方のないことです。

その頃、テレビではザ・ベストテン、MTVなど歌番組が全盛だった時代でもあります。ラジオでも歌謡曲、洋楽などあらゆる分野のベストテン番組が放送されていました。

そこでよく行ったのはエア・チェック。エア・チェック、久しぶりに使いました。いまや死語でしょうか。エア・チェックとはラジオの放送中に気に入った曲がかかるタイミングで、カセットテープの録音ボタンを押し、録音するいう行為です。

シングルレコードが700円、LPレコードが2800円と、当時は月々のおこづかいに比べて音楽が高価であったため、エア・チェックでお気に入りの曲の詰まったカセットを作ることは、音楽に少しでも興味のある人ならば皆やっていた行為です。エア・チェック中、曲がフェードアウト(ボリュームが徐々に小さくなること)したり、DJの喋りが曲にかぶってしまったりした時には、大いに落胆したものです。

他には、RCCラジオで野球をよく聞いていました。昭和50年代(1975~1984年)は、リーグ優勝4回、日本一3回とカープの黄金時代でした。

当時の日本シリーズは平日であっても昼に開催されていましたので、学生服のポケットにラジオを忍ばせて(これもいけませんね)、戦況に一喜一憂していました。私の様子を訝しがる先生。怒られることを覚悟していると、「今何対何や?」と聞いてきました。先生も大のカープファンなので御咎めなし、何とものどかな時代でした(繰り返しになりますがいけませんね)。

あれから四半世紀以上経ちました。学生、社会人と歳を取るにつれて、ラジオを聞くことがめっきりと減りました。日々の生活に忙殺されて、新たな音楽を求める好奇心が薄れた。テレビのBS・CS放送が普及し、多チャンネル化した。インターネットの出現など、情報入手手段が増えた、カープが万年Bクラスに低迷し、ラジオを聞いてまで応援する気力が薄れた。などが理由でしょうか。

しかしスマートフォンを使い始めた頃から、Radiko、TuneInRadioといったアプリを通じて、ラジオで音楽を楽しむ日々が徐々に戻りつつあります。

FMでクラシックやジャズを聞く。インターネットラジオでフランスの音楽番組を聞く。心癒されるだけでなく、仕事に集中できる時間を提供してくれます。そしてカープ女子が流行語となった昨今、授業の合間についついRCCラジオを聞いてしまうほど、カープの戦いぶりが気になっています。

今さらながらラジオを聞くという行為。テクノロジーの普及によって元のアナログな生活に戻るという、予想外ではありますが、あながち悪くない、むしろ心地よい展開です。皆さんもラジオのよさ、もう一度見直してみませんか。

P,S.ブログ更新時間「00時13分50秒」。RCCラジオの「1350kHz」にちなんでいます。


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