納豆一粒の納豆を、他の納豆から引き離そうとする。キッチンをでて、玄関からでて、道にでて、公園に入っても、まだ糸が切れない。小学校を抜けて、ある一軒の家の縁側についた。そこにいたおばあさんが、ちょうど繕いものの白糸を切らしたところだったので、「いかがですか」と糸を差し出すと、「ちょうどよかった」と60センチ切り取った。