こんにちは、凸凹君のママです。
↑で、に夜泣きについて「『今日は泣きそうだ』と大体予想がついていた」と書いたところ、ご質問を頂いたので少し詳しく書いてみようと思います。
※素人の私が実際に感じたこと、見聞きした範囲の話です。


「夜泣き」とは
一般には、1歳半くらいまでの赤ちゃん期に見られる、理由のわからない「泣き」を指すそうです。
おなかが空いた~とかおむつ変えて~といった理由がないのに泣く(泣き止まない)、ということですね。
なぜ泣くか
理由がない/わからないものが夜泣きと言われているとはいえ、一部わかっている原因もあるようです。
人は、起床中に起きた出来事の記憶を、睡眠中に脳内で整理し、定着させるそうです。
暗記物を寝る前にやるのがいいと言われているのは、この仕組みを利用するのが狙いですね。
イメージは、メモリ上のデータをハードディスクに書き込む、でしょうかね?
ところが、これがオーバーフローを起して脳がパニックになるのが、夜泣きの原因の一つではないかと言われています。
赤ちゃんは毎日が新しい経験の連続です。
ところがまだ脳が未発達です。
つまり、処理しなければいけない量が多いのに処理能力が低くて、処理が追い付かずにオーバーフローしてパニック
を起してしまうようです。
成長するにしたがって日々の中の新しい経験は減り、脳も発達して処理能力が上がっていきます。
そうするとオーバーフローせずに処理ができるようになっていくと考えられます。
対策は?
これが原因の夜泣きの場合、親にはどうにもできません
処理量を減らすことはできませんし、処理能力の向上=脳の発達は時を待つしかありません。
ただ、夜泣き中に「あぁ、今脳内でお片付けをしているのね!」と思えば、なぜ泣いているのかわからないというイライラが少しだけ軽減するかもしれません。
「この子は今日、脳がオーバーフローするくらいたくさんの新しい経験をしたんだ!GJ!」とポジティブに受け止められるかもしれません。
その程度の気休めです
夜泣きっていうか、夜驚症?
凸凹君は成長するにつれ、毎日は泣かなくなりました。
でも、夜泣きは1~2歳くらいまででおさまることが多いと言われるようですが、凸凹君はもっと長かったです。
今思うと、当時から情報の処理速度が遅かったんでしょう。
そして、成長とともに夜泣きの仕方も変わっていきました。
怖がっているような表情をし、痛い痛いと言ったり、叫ぶように泣き方が激しくなりました。
もしかしたら夜驚症だったのかもしれません。
ですが、これも「今日は新しい体験があったから泣きそうだ」という心構えができていると、大分気が楽でした。
想定の範囲内!と思えるのって、意外と大事です
夜驚症(?)は、とても不思議です。
この世の終わりが来たかのような泣き方をするのに、ある瞬間にふっとスイッチが切れて静かに寝始め、翌朝の本人は一切覚えていないのです。
本人は本当になにも覚えていない&毎日日中はゴキゲンだったので、ウチでは泣いているときの安全確保だけして、過度に心配しないことにしていました。
※動きが激しい子は、壁に頭をぶつけたりベッドから落ちたりする危険があるので、見守りは必要だと思います。
痛みを訴える場合は本当に病気やケガがないか確認することも大事ですが、凸凹君の場合は日中は痛がる様子もなかったので心因性と判断しました。
そのうちに、寝る前に「今日は○○が痛い」と凸凹君自ら泣き予告してくれるようになりました(笑)
痛がるのはいつも同じ部位でした。
夜驚症も色々な原因が言われていますが、どうやら凸凹君は夜泣きの延長でオーバーフローが主だったようです。
そして、ゆっくりでも成長はするもので、いつしか親の「今日は泣きそう」の予想が外れる日が増え、処理量が多そうだと思う日も泣かなくなっていきました。
年中さんまでは時々泣いていた気がしますが、年長さんの年はほとんど記憶にないですねぇ。
ということで、凸凹君の夜泣き(夜驚症?)について書いてみました。
原因は一つじゃないので当てはまらないケースも多々あると思いますが、一つの例として何か参考になれば幸いです。
そして現在絶賛夜泣き対応中のパパママの皆様!
おつかれさまです
おまけ。
一説には金縛りの原因も脳のオーバーフローではないかと言われているようです。
何らかの原因で一時的に処理能力が落ちている、またはあまりに情報量が多い、もしくはその両方が重なったときにオーバーフローを起して脳がパニック
な状態だとか。
もしくは霊障は意外とデータ量が多いのかもしれません(笑)
