■銭湯談義■ | 田舎暮らし物件リゾート別荘や中古住宅を扱う日本マウント株式会社ブログ

田舎暮らし物件リゾート別荘や中古住宅を扱う日本マウント株式会社ブログ

八ヶ岳、富士五湖、那須高原、安曇野を主軸に関東甲信静岡の田舎暮らし物件リゾート物件中古別荘と中古住宅を扱う不動産会社「日本マウント株式会社」のスタッフブログです。現在、物件を売りたい方のお手伝いに力を入れています。弊社の販促力で早期売却へ繋げてください。

そう、30年ほど前の今頃、私は大学受験で

東京に来ていた。

高校時代の先輩のアパートにしばらくのあいだ

泊めてもらってその間過ごした。

昭和55年ごろの東京の銭湯は確か130円ぐらいで

入れたと思う。

23区内にも2000棟近くの銭湯があった。


平成10年に上京した私は学芸大学前駅近くの

安アパートに住んで近くの銭湯に通っていた。

このときすでに400円になっていた。

金がなかったので毎日行っていたわけではない

が、その銭湯では必ずある家族を見かけた。

家族仲良く実に楽しそうに銭湯内で過ごしていた。

いまから十数年前のことなので私が住んでいた

ような風呂無しのアパート以外には当然風呂は

付いているはずだ。

しかしその家族は銭湯に仲良く来ていた。

プロ野球中継が終わるころに楽しそうに帰って

いった。


平成24年の今、23区内の銭湯は700棟あまりと

激減している。

銭湯はいろんな人々との出会いの場でもあり一つの

コミュニティーでもある。

個人的には大変好きだ。


いまでは学芸大学駅から引っ越して別の場所に

住んでいる。

先日、あの家族が来ていた銭湯に行ってみた。

銭湯はなく新しく事務所ビルが建っていた。


なにか悲しい思いになった。




このブログは、関東甲信静岡地方の中古別荘・

中古住宅・田舎暮らし物件を取り扱う

日本マウント株式会社 岩田 が書きました。