先日から四国訪問のお話は
いくつかブログにも
書かせていただきました
「平山郁夫美術館」のお話はこちら
「松山城」のお話はこちら
「内子町町並み保存地区」はこちら
そして今日はこちら
こんなキレイなドライブコース
といってもこのあたりに行くまでは
離合できないような国道もあったり
なかなか大変な道のりでした
ただ単に自然素材を
使うだけではなく
独自の工法と本物の素材を使い
いわば「超自然素材の家」
を手づくりします
こんにちは!
「人と自然にやさしい家づくり」
さくらホームの宮永和幸です
このキレイなドライブコースは
愛媛県と高知県の県境にある
「四国カルスト」ですね
青い空と緑の草原の中に
白い風力発電が
なかなかイイ感じです
その中に黒い牛がいるのわかりますか?
この辺りは乳牛が放牧されている
所としても有名だそうです
そんなのんびりとした景色が
好きってこともあるんですが
どうしてもみたかったのがコレ
浸食作用で地表に出てきてる
石灰岩が点在しているんですね
そう「石灰岩」(せっかいがん)です
さくらホームが使っている
漆喰(しっくい)は
無添加住宅のオリジナルしっくい
その主原料となる石灰岩は
この四国カルストの高知県側で
採取された石灰岩なんです
これが見たかったんですね
しっくいって主原料が
石灰岩ということなんですが
あらためてしっくいって
どうやってしっくいになる?
で何が良いの?
というお話をしたいと思います
しっくいの主成分は石灰岩です
「石灰岩」や貝殻を窯で焼くと
「生石灰」(炭酸カルシウム)
になります
これに水を加えると発熱膨張して
「消石灰」(水酸化カルシウム)
に化学変化します
この消石灰にぎんなん草などを
加えたのものがしっくいなんですね
しっくいに水を加えて壁に塗ると
二酸化炭素と化学反応して
また元の石灰岩と同じ成分の
炭酸カルシウムに戻っていくんです
この図が化学式も載ってて
わかりやすいですね
つまり
しっくいの壁=石灰岩です
いわばカルシウムに固まれて
暮らしているようなものです
安全性は抜群ですし
もちろんその他にも
調湿性能
耐火性能
省エネ性能
意匠性
メンテナンス性能
吸着性能
有用菌を生かす
静電気の汚れがない
などすぐれた特徴はたくさんあります
いつまでも飽きのこない
空間も演出してくれますね