廿日市の「帰郷の家」は
木工事も大詰めです
キッチンなどのキャビネットを
組み立てる作業に入っています
そうなんです
キッチンもオリジナルで制作です
住宅設備機器メーカーさんの
既製品を取付けるっていうのが
一般的ではありますが
オリジナルキッチンを
現場で組み立てるんですね
ただ単に自然素材を
使うだけではなく
独自の工法と本物の素材を使い
いわば「超自然素材の家」
を手づくりします
こんにちは!
「人と自然にやさしい家づくり」
さくらホームの宮永和幸です
まずはいろんなパネルを
組み合わせて箱状の
キャビネットにしていきます
ざっくりと並べてみると
こんな感じですね
これをしっかり固定して
御影石でできた天板を
取り付けていくんですね
これですね
御影石の天板のブログは
こちらからどうぞ
穴が開いている所に
コーラー社さんの
ホーローのシンクが入ります
まだ箱から出してませんけどね
機器類ははキャビネットが
組み立てられてから
それぞれ取付けます
シンクや水栓金具
食器洗い洗浄機などですね
あとこちらの熱源は
IHクッキングヒーターではなく
ラジエントヒーターを採用します
これもまたご紹介いたしますが
電磁波がほとんど出ないんですね
以前のブログはこちらからどうぞ
これからキッチンは
組み込んでいくわけですが
後ろのカップボードは出来てました
キッチンと同じ素材ですね
塗装もしませんので
その温かいしっとりとした
質感がイイんですよね
そしてこの無垢の木の集成材は
すべて化学物質の接着剤を
使っていません
※集成材とは木と木とを貼り合わせた板
「米のり」で接着してあります
ごはんからできたものなんで
安心・安全なのはわかりますよね
それに室内空気も汚さない
でも・・・それ強いの?
って思いますよね?
昔の木の仏像はいろんな
パーツからできてます
あれは米のりでくっついてる
のがほとんどなんですよ
防水をきちんとしていると
300年は持ちます
ちょっと化学的に説明しますと
米は熱によってα化(高分子化)
されて固まるとセルロースに
なるんです
木と同じようなものに変化します
身体に悪いものは使用しない
そんなあたりまえの事を
やってる家づくりです