みなさん、こんにちは。はっちんこと行政書士&『ワンセンテンス』代表のまついです。

 

前回更新から早くも2か月。まさに、光陰矢のごとしです。手裏剣キューン

 

相も変わらずX(旧ツイッター)にて、日々つぶやいている私です。XをはじめとしたSNSを通じてコメントのやり取りをしたり、オンラインでの会話やミーティングを行ったりと、今や面前でお会いしなくてもコミュニケーションが図れるようになりました。

 

 

しかしながら、文章だけのやり取りは、ともすればこちらの思いと相手の受け取り方に齟齬(そご:食い違い)を生じさせてしまいます。これをできる限り一致させ、少なくとも食い違いを最小限にとどめるために私が行っているのが、

・あえて難しい言葉は選ばない(平易な言葉に言い換える)

・漢字を多用しない(ひらがなを適宜使用する)

・誤って使われている語句ではないか確かめる

・長い文章にならないよう区切る

・句読点の使い方に気をつける(読んで息継ぎしてみる)

などです。

 

もちろん、気軽に投稿できるSNSと、受任して納品する類いの文章を同じ重さでは考えてはいません。が、根底にある「正確に伝えたい思い」は同じです。

 

 

行政書士になってから参考にしたのが、読み手に伝わる文章作成をまとめている文化庁の『公用文作成の考え方』です。

 

公用文作成の考え方

(容量が大きいので、パソコンで開くことをお勧めします)

 

業務上、文章を書く機会が増え、相手に伝わりやすい文章というものを追求してきました。事業計画書しかり、契約書しかり。いかに自社の事業を読み手に理解してもらえるか、いかに当事者が同じ認識で締結できるか、ですね。

 

いわゆるひな形にはこだわらず、それは参考程度にとどめ、作成者として伝わる文章を書き続けてきました。たとえ一般的なひな形の条文であっても、それを法的拘束力を失わせないよう留意し、かみ砕いて作成したことも何度もあります。当事者目線で理解度を確認しつつ、一見すると専門家が書いたものではないと思われるかもしれないものまで生み出してきました(あくまでも表現方法です、真意は失わせていません)。

 

 

まあ、そんなこと言ってたら気軽に投稿できないよ~!とおっしゃるそこのアナタ!指差し

大丈夫です。私自身もSNSはそういったツールと受け止めていますから。ただ、お客様から対価をいただくことを前提とした文章を提供するなら、注意深く綿密にそのケースに合った文章が不可欠だと言えるのではないでしょうか。

 

お恥ずかしながら、数年前に、文章作成に関する動画(はっちんYouTube)を公開したり、一つの文章という意味の会社を立ち上げたりしていますから、「あ~、この人は文章に真摯(しんし)に向き合っているんだなぁ」というのが伝われば、私としては本望です!ニコニコ