看取りの時期にリハビリをするの?

 よくそのようなご意見をいただきます。

 

 でも、先日の記事の通りリハビリは運動だけではないです。

 

 とある本に、終末期のリハビリの役割が書かれています。

 

 

 一部を抜粋したものですが、何回かに分けて解説していきたいと思います。

 

 

●関節可動域訓練、リラクセーション、ポジショニング等による疼痛の緩和

 

 それぞれは別々の項目に見えるかもしれませんが、全身のこわばりを弱めるという共通の目的があります。

 みなさんも、びっくりした時や嫌なことをされたときに「ビクッ」とすることはありませんか?また、嫌な姿勢が長く続くことによって、全身がこわばった経験はありませんか?

 看取りの時期の方は、おおむね自分で自由に動くことが難しくなります。そんな中で、嫌な刺激や姿勢が積み重なって生まれる体のこわばりをとることで痛みの緩和を図ります。

 

 また、その方法をご家族や施設スタッフなどの、主に介護にあたる人に伝えることも大事な仕事です。訪問リハビリは一週間のうちの1%未満の時間しか実施できないので、それ以外の時間をいかに穏やかに過ごしていただくかが重要なことになります。

 

つづく