紹介状を書いてもらった病院への初通院日。

最近生理周期が乱れているので、そこも見てほしいと思っていきました。

 

紹介状に「手術を。。」的なことが書いてあるのか、診察の前に手術前検査でレントゲン、心電図、肺活量の検査をしました。この検査の有効期限は3ヶ月。夏に手術かぁと思いつつ検査を受ける。

 

そして診察。

小さくて可愛らしい女性の先生が担当でした。

ひと通り経緯を話して内診へ。

 

そこで先生の手が止まる。

「最後の生理いつでしたっけ?」

約2ヶ月前だと答えると、

「妊娠してますね、ただ心拍が確認出来ないんです」

。。。え!妊娠!

生理が来ないからもしかしたらとは思ってたけど、ただただ忙しくて生活リズムが乱れたせいだと思ってた。

というか筋腫で妊娠しづらいと思ってた!

驚きと、妊娠はできるという喜びがありました。

 

でも先生のことは悩ませてしまった様子。

手術と思ったけど、妊娠となると話が違う。

胎児の心拍が確認できないので、流産の可能性が高い、そして流産処置が必要。1週間半後に診てもらうことになりました。

 

妊娠を知って、流産の可能性が高いことは解りつつも、妊娠のことや稽留流産のことを調べて過ごす日々。

 

自分の中に命が宿っているって不思議な感じ。

そんなに子供を欲しいと思っていなかったけど、お腹の中の赤ちゃんを見るとちゃんと育ってほしいなと思う。

 

流産かもだから旦那に伝えるか迷ったけど、夜寝る前に伝えると大混乱。

筋腫で子供が出来にくいとは伝えていたので、まさか出来るとはという驚きと、

子供は筋腫の治療してからで考えていたから、筋腫ある状態で大丈夫なの?と私の体の方を心配する。

 

病院で診てもらった1週間後に強い腹痛と生理1日目のような出血が。

痛すぎて起き上がれない、食べれない、動けない。そして次の日には生理2日目以上の出血。そして、38度の熱。

流産したかな。。。でも、出血の中に胎児がいないか探しても見つからない。

激痛が治まらず、深夜に病院に電話をしたら、市販の痛み止め飲んで、週明けに病院に来てとのこと。

ちょうど週明けに病院の予約を入れていたのでそこまで我慢。3日間激痛に耐えました。

 

週明け、お腹が痛すぎて立っていることができず、旦那に付き添われてタクシーで病院へ。

内診してもらうと、胎児はまだ子宮の中に残っていたみたい。

ただ、やはり心拍は確認できない。

赤ちゃんが残っていると激痛が続くので、日帰り入院で、

子宮の中身を出してもらう子宮内容除去術をしてもらうことになりました。

 

病室に案内されて、ベッドに横たわる。

手術着に着替えて、点滴を入れてもらい手術を待つ。

痛み止めの点滴を入れてもらうと、痛みが緩和されて、手術室までは看護師さんと歩いていきました。

施術室のベッドに横たわり、薬が入ると意識がなくなって、起きたときには手術終わり。

 

痛み止めの点滴が効いているからか、痛みもなく、

流産の悲しみよりも、痛みから解放された安心感の方が強かったです。

 

終わったからゆっくりして帰宅かぁと思っていたら、先生が来て、

血液検査の結果、炎症の値が高いから今日は入院していった方が良いかもとのこと。

入院することになるとは全く思っていなかったけど、1日だけかなと思って入院することにしました。

抗生剤の点滴を1日4回入れてもらいます。

 

次の日、朝に採血をして、先生が来てくれて炎症の値が高いままだから、2,3日入院かなと。

あら、すぐ退院かと思ったらしばらく入院だ。

結局、炎症値がある程度治まるまで5日間入院しました。

その間はお腹の痛みと発熱との戦いでした。

 

退院3日後、腕に赤い斑点が。。。そして腕だけだったのが全身に。そして、38~39度の熱が。

退院の1週間後に病院だったので見てもらうと、薬疹(薬のアレルギー)がでたみたい。

飲み薬と塗り薬を処方してもらって2週間程度で回復しました。

 

後日MRIを取ると、大きめの子宮筋腫が赤色変性を起こしていて、

これが痛みの原因となっていたようです。

やっぱり、妊娠は筋腫を治療してからでないとしんどいですね。