季節の変わり目
いかがお過ごしでしょうか?
世間ではコロナ下の7割経済のもと
感染防止策を徹底しつつ
何とか冷え込んだ
経済を回復させようと
GO TOキャンペーンシリーズが
スタートしましたね
ブレーキとアクセルを
同時に踏むような政策ですが
経済がダメになったら
感染拡大以上の
不測の事態も想定されるので
賛否はありますが必要な政策だと私は思います
スズキ機工もコロナ経済を理由に
低迷した状態に甘んじてはいけないと
ZOOMを活用したオンラインセミナーや
業務スタッフも電話営業に参加するなど
新しい取り組みに挑戦してきました
結果がなかなか伴わず
正直言って現在も苦戦していますが
いつか実を結ぶ日が必ずくると
取り組みを継続しています
そんな苦しい状況下でありますが
『未来への種まき』として2年前から
新商品の開発を水面下で着々と進めていました
そして
新製品 『ベルハンマー7セブン』
このタイミングで投入することに
成功しました
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高級潤滑剤ベルハンマー
お蔭様で多くのユーザーにその性能を
体感していただいております
2012年に
LSベルハンマースタンダードを販売開始して
その後に
食品機械用グレード H1ベルハンマー
さらに競技性の高い最高級グレード
LSベルハンマーGOLDを開発販売してきました
工場機械の整備から自転車・バイク・車の整備
ラジコン・釣りなどホビーユース
最近ではご家庭でのDIYなど
裾野が広がってきております
毎日ネットSHOPで多くの商品レビューを
いただいていた中で
注目していた商品レビューがありました
それはエンジンオイル添加剤としての
LSベルハンマーを使用した商品レビューです
LSベルハンマーは工場での減速機に
キヤオイルの5~10%を目途に
追加添加するだけで
摩擦が低減し異音がおさまり
機械寿命が延び
そして節電効果があることを
多くの工場で実証してきました
その後、その大きな効果を実感した
ユーザー様が車のエンジンオイルへの添加を
自己責任でしたところ同じく大きな効果がでて
そのレビューをネットに投稿
その投稿を見た他のユーザー様が
また実験し、その効果を投稿するという
サイクルが生まれていました
その商品レビューの
連鎖(スパイラル)を目の当たりにし
エンジンオイル添加剤のニーズを確信しました
そして、LSベルハンマーに改良を加え
エンジンオイル専用の新商品開発を決断しました
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処方組み性能試験など
試行錯誤はありましたが
1年後には既に納得のいく試作品もでき
オイル自体は、ほぼほぼ完成していました
しかし、後発のメーカーがマーケットに
インパクトのあるPRをするためには
複数の差別化できる特徴が必要です
製品の性能が優れていることは
当然、大前提になりますが
それだけでは
ライバル商品の中に埋もれてしまいます
そこで私は
カーショップやホームセンターに
何度も何度も足を運びました
そしてライバルメーカーの商品を
実際に手に取って分析し
私はある共通点を3つ発見しました
1つ目は
エンジンオイル添加剤ということは
商品を見ればわかるのですが
その商品に固有の名前(顔)がないこと
2つ目は
容器に入っているエンジンオイル添加剤が
どのような色合いで
動粘度(硬さ)どのくらいか
実際に容器を開けて注がないと分からないことでした。
3つ目は
商品デザインがどれもこれも
似たような感じで個性が感じられないことでした
この消費者目線を満たすべく
商品企画・仕様を練り上げました
お客様にエンジンオイル添加剤ではなく
商品の名前(顔)を覚えてもらう
シンプルで耳に残るネーミング
何十種類もの候補名を
実際に声を出して検証してゆきました
そして
最終的に私の中にストンっと
入り込む名前・・・
『ベルハンマー7セブン』と命名しました
次に容器の選定でしたが
中身の色合いや動粘度(硬さ)を
確認するためにはスケルトン(透明)容器しか
ありませんでした
しかし紫外線による
オイル劣化の問題が発生して
しまいますので簡単に採用というわけにはいきません・・・
ある時
紫外線劣化って他の製品
例えば食品やお酒も同じだよな
そういえば高級なウィスキーって
ほとんど箱に入ってるよな
そうか!
紙箱にスケルトンボディーの
ベルハンマー7セブンを入れれば
保管時の紫外線劣化な起こらない
これだ~!!という経緯を経て
包装仕様を決定しました
そして
競合する他社製品と一目見ただけで
確実に差別化できるデザイン
あえて
原色は使わず、モノトーンでまとめ
ビンテージ感を出すことで
性能の高さを醸し出すデザインにしました
こんな感じです~
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その後に製造に取り掛かり
9月末に試験販売として
初期ロット2000ボトル準備して
一部のネットのみで販売をスタートしてみました
結果、
数日で初期ロットが完売してしまい
欠品状態に陥るという
私もビックリの大きな反響が起こりました
正式な販売開始日を
チバテレビの『踊るチバテレYAGURA』
という番組でベルハンマー7が放映される日
そして
スズキ機工の創業者である私の父の誕生日
10月17日に設定していました
9月末に欠品してから
本格販売開始日の10月17日までに
スズキ機工ホームページへの
商品ページのアップロード
SDSその他製品データの
アップロード
カタログ作成や自社運営の全ネットSHOPでの
販売ページ作成など
粛々と準備を完了させました
現在は個人のお客様、法人のお客様も
ネットや工具商社様など代理店を通じた
イロイロな購入チャンネルで
新製品 『ベルハンマー7セブン』を
購入できる体制が整っております
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未来への種まきとして
このプロジェクトの取り組みを
スタートした時点では
まさか、現在のコロナ経済が起きるなど
予想もしていませんでした
しかし
余力のあるうちに取り組んでいた
この未来への種まきプロジェクトが
コロナ経済下で苦戦していた
町工場のスズキ機工を力強く助けてくれています
そして現在
新しい未来への種まきプロジェクトが
既にスタートしています
おそらく1年以内には
皆様に発表出来ると思っています
何が上手くいくか失敗するか
正直言ってわかりませんが
『挑戦=未来への種まき』
これからも社員と共に取り組んでゆこうと思っています
ベルハンマー7の情報はこちら↓↓↓
https://www.suzuki-kikoh.com/bh7/
それでは
今月も頑張って行きましょう~!オ~!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!(祝:ベルハンマー7販売開始~)