読みました。
宝島社が毎年行っている”『このミステリーがすごい!』大賞”の
2012年”隠し玉”だそうです。

”2012年『このミステリーがすごい!』大賞 隠し玉”
とは・・・
受賞には及ばなかったものの、将来性を感じられた作品
を、著者と協議の上全面的に改稿(受賞に及ばなかった
要素などを改善するみたいです)し、編集部推薦で刊行
するものだそうな。
今年は岡崎琢磨さんのこの作品の他、

篠原昌裕『保健室の先生は迷探偵?』
堀内公太郎『公開処刑人 森のくまさん』
矢樹純『Sのための覚え書き かごめ荘連続殺人事件』

など。このへんもまた読んでみよかな。。

珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を (宝島社文庫 『このミス』大賞.../宝島社

¥680
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良いコーヒーとは、
悪魔のように黒く、地獄のように熱く、天使のように純粋で、
そして恋のように甘い。
 シャルル=モーリス・ド・タレーラン=ペリゴール
 [フランス、1754-1838]

そんな言葉があるのは知ってましたが、細かい蘊蓄
は知らなんだ。この本の中には随所に珈琲蘊蓄が
散りばめられていて、そこもなかなか楽しめました。
ミステリで珈琲で舞台が京都。
いいじゃないっすか。学生時代を思い出しつつ読みました。
作家の岡崎琢磨さんが京大出身(法学部出身で現在寺院勤務
とか)なんすね。道理で土地鑑がすっげー盛り込まれてます。

キャラはおもろいし、
文章も軽快でささーっと読めました。
総じて悪くないかと。

・・個人的にひっかかったのは語り手である主人公の語り。
しゃべり方がちょいと鼻につくかなー? と。
まぁ珈琲の蘊蓄語らせる以上、しゃーないんかもしれ
ませんな。

なんだかこれもアニメ化かドラマ化がされやすそな
作品。ただその場合、生粋の京都弁が話せる役者を
使って欲しいなー。おじいちゃん役は特に。