インボイス制度導入後の日本の姿は?
インボイスを導入したからと言って、世界が羨ましいがるような素晴らしい自慢できる国になった訳ではありません。
税の進化?など何の自慢にもなりまん。
鎖に繋がれた惨めな犬になった…に過ぎません。

むしろ、インボイスも消費税も、経済面ではマイナスとなるだけの無駄なハンディキャップを背負い込んだに過ぎません。
経済面で言えば、『陸上競技で、自分の足に鎖を巻き付けて不利なハンデを背負い込み、自ら勝負に敗けにいくようなもの』です。

なお、免税業者の存在は、経済面ではプラスに作用しています。
納税しないことは、その分が需要となるだけ経済面ではプラスです。
この納税しない経済プラス面が発注側や消費者のメリットとして効いているのです。
このプラス面が失われると、デフレとなり、生産力が失われ、経済成長を妨げ、少子化問題にも悪影響していくことになります。

資源の多くを輸入に依存する日本国にとって、消費税は経済面で致命的なハンディキャップを背負い込みむだけのことです。
インボイスは、日本が本格的に凋落していく切っ掛けになりかねない危機的な国難と言っても過言ではありません。

▶日本は資源国ではなく、資源を輸入に依存する国であること!
資源の輸入は、GDPの面でマイナスとして効いてくる分だけ、経済面で大きなハンデを背負っています。
消費税はそのハンデを増長します。

▶資源以外の、物作り、文化、人材で勝負せざるを得ない国であること。
消費税はこの面で大きな致命傷になります。

▶特定の輸出大企業を税制優遇する不公正税制であること。
アメリカが消費税を導入しない理由は、不公正税制の在り方がアメリカ人の風土に合わないからです。
輸出大企業から税を取れない税制など欠陥税制でしかありません。
ましてや、経団連が関与した中小企業が税務署に納めた筈の税金が国庫税収にならず、輸出大企業が横取りする構造は泥棒以外何ものでもありません。

▶インボイスは税制能率が極めて悪いこと。
税収2500億に対して経費が4兆にもなる極めて能率の悪い税制です。
大企業から税を取れないばかりか、金の無い貧乏人を狙って絞り上げたところで、大した税収になりません。

▶経済成長を妨げるマイナス要因でしかないこと。
所得の低い個人事業主らの所得を更に切り下げる行為は、経済面でマイナスに作用するだけです。
デフレとなり、賃上げを妨げ、経済成長を阻害するだけでなく、若者の家庭形成を妨げ出生も激減し少子化問題の悪化にも悪波及します。

納税することより、産業や文化にお金を使い、家庭や子育てにお金を使うことの方が、遥かに社会的に有益である!
納税など、議員や役人や大企業の私腹を肥やすだけで、誰の助けにならず糞の役にも立ちません。