今日は、「株価と経済」について述べたいと思います。

最近、株価が史上最高値を付けた事で、株価のニュースが一気に流れ、みんながそれに目を奪われている状態ですが、皆さんはどう思っていますか?

 


 



このような記事が色々出て来ている中で、私が思った事の第一は、「庶民と富裕層では、感じ方が大分違うな」というものです。

庶民としては、目の前の食べものにお金を使いたいけど出来ない。
まして、株など考えている時間などない。

一方、食べものへのお金を掛ける事に躊躇する必要がない富裕層とは、考えるスタート地点からして違うのです。

【庶民と富裕層、考え方の違い】

経済についての考え方

 庶民:今はスタグフレーションに決まっている!
    なぜ政府は、手を打たないのか!
   おかしいぞ!

 お金持ち:ハッ! 今はバブルの頂点さ!
     株価を見た事ないのかい?
     あれが世界が日本を視る目だよ!
     あれこそが、 真の日本の実力なのさ!

このように、全く違います。

これからの取るべき政策について

 庶民:手っ取り早くお金を配れ!
   ベーシックインカムだ!
   史上最大規模でド派手にいこうぜ!

 お金持ち:このままがいいに決まってるだろ。
     文句付ける隙がないくらいに素晴らしい政策だからな。
     さすがは自民党だぜ。

賃金について

 庶民:いつになってもサッパリ上がりゃしねえ。
   物価は上がってるのによ。
   どうなっているんだ、一体。

 お金持ち:下々の価値観はわからん。
     とりあえず、死ななければいいんじゃないの?
     今はとりあえず死んでないし、いいんじゃね?

このように、全く違いますね。
両者の価値観が問題になるのは、政府が片一方の言い分を良しとして完全に肩入れしちゃってるからです。

とはいえ、言い分を完全に無視して聞かないというのは、国際社会での日本の立ち位置に関わる浮沈問題に関わるので、両者の言い分を手落ちなく聞く必要があります。

そして、政府は株価上昇のみを見て経済政策をするのを辞めた方がいいですね。

このままだと、アメリカと変わらなくなっちゃいますよ?