皆さん、こんにちは。
今日は、「私が考える憲法改正案」を、ここで披露したいと思います。 
とは言え、私が思いついたところだけですので、予めご了承下さい。
それでは、どうぞ。


【憲法改正案】

第73条

第3項

現在:条約を締結すること。
但し、事前に、時宜よっては事後に、国会の承認を経る事を必要とする。


改正後:条約を締結すること。
但し、必ず事前に、国会の承認を経る事を必要とする。


解説:今はTPPだの、FTAだのと言った包括的一括条約がまかり通っています。こうした事が、無審査で次々に結ばれて行く流れを押し止めることが出来ればと思い、事後の承認を廃止しました。
(まるで、心の弱い人が、たまたまフラッと近くのサラ金に寄ったら、業者にカード作らされました、みたいな流れそのものだからなw)



第74条

現在:法律及び政令には、全て主任の国務大臣が連署し、内閣総理大臣が連署することを必要とする。

改正後:法律及び政令には、全て主任の国務大臣が連署し、内閣総理大臣が連署することを必要とする。また、法律及び政令の施行日までに連署出来ない場合、その法律は廃案となる。


解説:法律及び政令の扱いについて、ちょっとだけ厳しくなりました。普段は何の影響もありませんが、いったんスキャンダルでも起こせば、効き目抜群の特効薬となるでしょう。


はい。ここまでです。
第41条から第75条までの、第4章、「国会・内閣編」について、改正案を示して見ました。

この案は基本的に、国会や内閣に絶対に圧倒的な権力を持たせない為に、どうやって権力を弱め分散させるか、と言う事を主眼に据え、「もっと熟議を!」求める国会にすべく、力を振り絞ったつもりです。

私は、日本はもっと、「決められない国」に戻るべきだ、と思います。
それこそが、あの好景気な時代を生み出したのですから。
日本が、「決められる国」へと変化した結果、経済はどん底へと突き進みました。
果たして、「決められる国」へと突き進む意味や価値はあったのだろうか?
それで上手くやったのは、竹中平蔵などの売国奴ばかりではありませんか。
日本は、時間がいくら掛かっても良いんです。
審議を重ね、議論を重ね、それが熟議と呼ばれる段階になり、国民の大多数が理解するようになる頃、法律が完成する、そのくらいでいいかと。
これは、日本が17条の憲法以来取って来た伝統的な方法です。

早く早くとせっつくのは、「そうしないと、自分が間に合わないから」です。
そんな政商に付き合う必要は、ありません。
政治家にはいつも、「国家百年の計」を持ってもらいたいものです。