これは、連日能登大震災の報道を見ていて思いついた案です。


連日岸田総理の新年会や宴会を報道しながら、一方では、寒さに凍える被災者たち。


これがかつては、世界第二位にまで上り詰めた超経済大国の成れの果ての姿かと思うと、涙が出て来ました。


そこで、震災復興については前述したので、ここはまだ書いてない省庁再編について書いていきたいと思います。


緊急事態省の創設


こういう時の為に、緊急事態省を創ります。

ここは、能力が最大限に問われるので、トップは政治家では無い、民間からの登用に限る事にします。


そして、ここには緊急救助隊を実働部隊として専門に創り、部隊として所属させます。


そして、復興はもちろん、復興そして復活まで一括管理で国主導で復興されます。


復興は、莫大な予算が掛かる事業です。

しかも、今のように、熊本と能登のように複数の震災を同時に復興させる事もあるかもしれません。

まさに莫大な予算が掛かります。

その為、扱いは省という最高格にしました。

財務省にビビらず怖がらずに物が言えますし、職務に見合う位階を与えるのは当然ですよね。


緊急事態の定義は?


天災ですね。

そのうち、救助が必要ならば、どこへでも行きます。

ただし、洪水のように、水が引けば撤退出来るものは、撤退します。

また、秋雨前線などのように移動しながら行く先に大雨をもたらすホットスポットを作りまくる面倒な前線や、一度に史上最高クラスが複数来る可能性もある台風などにも対応します。

日本は、地震がクローズアップされすぎですが、普通に大雨が降れば洪水が起き、水害が起るのです。

緊急事態省の行動範囲はあくまで天災であり、人災は防衛省の範囲です。


緊急事態省の意味


なぜわざわざ新たな省を作るのか。

それは第一に、ノウハウを蓄積する為です。

今までの日本では、ノウハウが流出しまくってます。

東日本大震災の時のノウハウは、ほぼ失われました。

これから作るにしても、かなりの時間が掛かるでしょう。


ノウハウが十分に蓄積されれば、こういう事はもう、なくなるはずです。


❝今の自民党って冗談みたいな政権だな。


家が全壊したら ⇒ 1万9200円

家が半壊したら ⇒ 6千3000円

避難所 ⇒ 雑魚寝

トイレ ⇒ 全然足りない

二次避難所 ⇒ 食事なし

復興政策 ⇒ go to travel


自民党は国民を奴隷だと思っているか、喧嘩売っているかのどちらかだとしか思えない。❞


今の自民党政権は、まともに震災復興をやろうとしていません。

それは、いきなりgo to 北陸が出て来た事からも明らかです。

やる気を喪った自民党政権から、震災復興という大義名分を取り返す意味でも大きいと思います。


第二の意味は、責任者を明らかにする事です。

今までは、責任者の見えない現場で、責任者の分からない人たちが、現地の人たちの悲痛の声を聞いて、ボランティアとして頑張って来ました。

だから、「震災はボランティア頼みだ」という声も聴こえたりするのです。

緊急事態省は、この事態を変えます。

まず、どのような大災害であっても、直ちに現地に飛び、事態を収集・把握します。

そして、直ちに実行部隊である、緊急救助隊を出動させます。

そして、現地に司令塔となる人・モノ・が動き、現地での被害者を如何に少なく出来るかが、救急救命の極意です。

もう、「ボランティア頼み」ではありません。

国からの人が沢山来てくれるのですから。

また、政治からの働きかけは、「緊急事態省」に直接働きかける事が出来るので、今よりもやりやすくなるはずです。


第三の意味は、「緊急救助隊」を作り、この省の直属部隊として配属する事です。

今、実行部隊として国民を救助しているのは、自衛隊です。

しかし、いつまでもこのままで良いのでしょうか。

外敵は、こういう時こそ日本を侵略するチャンスですし、本来その任務に付くべき自衛隊がその力を減らして国民を救助しているのは、基本的に有り得ない話なのです。

三万人の常備部隊がいれば、自衛隊に応援を頼む程度で済みます。

何かあった場合や、本当に自衛隊の出番になった時は、自衛隊のサポート役としても役に立つ事は間違いありません。

普段から互いにお互いサポートし合いながらやってるわけですから、いざという時に頼りにな、ないはずがありません。

敵に破壊された瓦礫や道路など、我々が良く見る震災のダメージと同じです。

万一敵が攻めて来た時も、同様に対処出来るはずです。


まとめ


皆さんはどうお考えになりますか?

こういうのは、政治刷新=霞が関改革=省庁再編=省庁を少なくして、省庁で働く人を減らしてお金を掛からないようにする、というのが霞が関改革の不文律となっている現在では、到底受け入れられるものではありません。

しかし、日本人全員を救う人々を新しく作ろう!という心意気に間違いは無いはずです。

是非とも、作って欲しいですね。