さて、いよいよ最終回です。
それでは、行きます。
小さな事から次々に
これ、実際やってみないと分からない事がいっぱいあります。
ベーシックインカムで実験して見た所、ニートが増えた例は、ありませんでした。
そして、ただお金を配るだけのベーシックインカムですが、これ実は、れいわ新選組や、日本共産党にとっては極めて追い風になりうる政策です。
特に、日本共産党にとっては、平民にお金を配り渡す事は、マルクス主義の歴史上、今まで誰も成し遂げた事はありません。
人類の歴史上、今まで達成された事のない歴史的快挙を達成するのかどうか、見てみたいものです。
「小さな事」とは何か?
これは、具体例が無いと分からないかな?
例えば、労働組合が現在、加入を勧めているのが、パートや派遣社員といった非正規の人達です。
彼等は、いつ首を斬られるかわからないので入れないのと、入った所で役に立つのか、という実利的な面の問題があります。
要するに、正規社員の為の労働組合が非正規の為に本気でやってくれるのか、別の会社だが大丈夫か、という問題があるわけです。
そして、ベーシックインカムが出れば、少なくとも、その分労働者にはプラスになりますし、その分長くその職場で働き続ける事が出来る可能性が高まります。
貧困層・低所得層とベーシックインカム
これは、非常に有り難い制度ですね。
なぜなら、貰える財布の数が1つ増えるからです。
これは、救貧対策の為の法ではありませんが、同じ様に使えます。
貧困層・低所得層は、普段は全く顧みられる事はなく、経済成長の為には、むしろ居なくなってくれたほうがいいくらいのイメージでいる人が殆どでしょう。
しかし、実際は彼等こそが鍵を握っています。
なぜなら、彼等は人数が多いからです。
どの国でも、最後に残るのは、彼等です。
そして、最後まで力を使おうとする時、必ず彼等の力が必要となります。
かつての日本も、こんな事を言って煽っていました。
「24時間戦えますか」
「一億総中流」
今は虚しく響くばかりです。
相克する2つの税額
消費税の税額を表すのは、「税率」です。
そして、ベーシックインカムの給付額としての金額を表すのは、「金額」です。
つまり、買い物ごとに取られる消費税の形態からは、想像しやすいように、一回毎に纒めて領収証を出しています。
それに対して、ベーシックインカムは1ヶ月ほどの小分け額と年間の総額を送るのみです。
なぜ、同じ税金なのに、「相対額」の消費税と、「絶対額」のベーシックインカムがあるのでしょうか?
これの違い、分かる方いますか?
要は、天井の差にあります。
消費税は、買う側が幾ら欲しがっても、消費税を払わなければ買えませんから、自ずと買い物を控えます。
ベーシックインカ厶は、貰うのに特に資格などを必要としませんから、普通は一気に下ろせる全額を下ろすでしょう。
なぜか?
消費をさせ、お金を廻して、使って貰う為です。
お金は、使ってこそ、意味があるのです。
従って、使えないほどの金額を支給する意味はありませんし、むしろ有害です。
ベーシックインカムの本質とは
本来、格差を是正する税制とは、低所得者や貧困層にお金を持たせようとする税制であり、それが限界消費性向を高め、経済を成長させます。
格差を拡大する税制は低所得者や貧困層に重い税金をかける税制であり、それが限界消費性向を減少させ、経済に壊滅的打撃を与え、経済成長は不可能になります。
今、日本はそうした格差を拡大する税制を行っていますが、何のためにそのようなことをするかというと、そのことによって、投資家と債権者が利益を得やすくなるからです。
自民党政府は投資家と債権者が利益を得やすくなれば投資が活発になり、経済成長すると言っていますが、事実は、経済成長は止まっています。
やはり、格差を是正する税制、すなわち、低所得者や貧困層にお金を持たせる税制にしなければ経済成長はしないのです。
だから、今こそ反・消費税の意味を込めて、ベーシックインカムをやる必要があるのです。
格差を是正し、日本経済が経済成長する為にも、是非ベーシックインカムを!!!