さて、今日はベーシックインカムの7回目ですね。

それでは、行きましょう。


景気が良くなる


これは当たり前ですし、当然です。

何せ一度やって見ていますから、結果については保証します。

むしろ、今回こそが、前回以上に盛り上がるはずです。

そして、民間も今度こそは、「うちこそが、ブームに乗るんだ!」という姿勢で待ち構えているので、必ずお金は循環するし、消費されたお金は必ず消滅しないように、別の所で使われます。

正直、どんな経済政策よりも効くと思います。


ベーシックインカム推進派 vs 反・ベーシックインカム派


ベーシックインカム推進派としては、100%善意でやっている事なのに、それを頑なに信じない人がいるのが、信じられない。

そして、信じられないからとありもしない嘘をばら撒くというのは、頭を撃ったのか?と思うくらい人間的におかしい。

どんな事でも、反対する人って、いるもんですね。


対決軸は2つ


それは、賃金と失業率。

具体的に例を上げると、こうです。


ベーシックインカム論者は「BIがあれば低賃金労働を拒否できるので、企業は嫌でも賃上げせざるをえなくなる」として「賃金は上がる」と予測するが、低賃金カルテル論者は「BIがあることを前提として賃金が組まれるようになるため、むしろ賃金は下がる。人手不足でも倒産を選択する」と予測する。


このように、全く真正面から激突しています。


ここでは、一つ重要な要素を忘れています。

それは、「時間」。

まだやってもいないこの制度、恐らく開始すると、色々な不都合な事が起こって来るかと思いますが、恐らく、その直前には必ず、政治家が呼ばれて、この事については必ず聞かれるでしょう。

その時、政治家の返答次第だと思います。

ベーシックインカムに理解のある政治家が熱い思いを持って始めるかどうかに掛かっています。


だから、今別に気にする必要は無いのです。

しかし、国としては今まで通りの路線を継承して行きたいので、今まで通り、労基署などを継承し、実行していくでしょう。

それが、国としてのありかたです。


MMT   vs   ベーシックインカム


JGPとは、要するに、「国が仕事を保障し、失業者をゼロにする制度」ですね。


BIとは、「全国民に一律給付金を毎月配る。配る価格は変動する可能性もある。」と言う物です。


本来は全く別物で、別々に議論するべき所を、MMT論者が何故か、「JGPかBIか、どちらかを選べ!」と言うんですね。

全く、迷惑極まりない。


まあ、JGPの難点は、国が膨大な公務員を抱える事になり、民間を圧迫してしまう事ですね。

また、JGPとは、最低賃金水準で労働者を働かせる制度なので、国が膨大なワーキングプアを作り出す事になります。

これは、「さっさと働きに行け!」と言う事以外の何なのでしょうか。

これは、正直、働く事に夢も希望も持てなくなる最悪の制度だと思います。

それにそもそも、失業者には色んなタイプの人がいるわけで、「面倒くさいから、みんな公共事業に入れとけ」では、女性やお年寄りは切り捨てられます。

果たして、国と言えどもみんなの分の仕事を用意出来るのでしょうか。


これに対してBIでは、お金、それもBIと失業給付をダブルで貰って、ゆっくりと仕事を決めればいいわけです。

もし、ブラック企業だったとしても大丈夫。

BIがあるから、安心していつでも辞めれます。

BIは、最高のセーフティネットにもなるのです。


さて、貴方はどちらを選びますか?