今日は、「オリンピック」についてやろうと思います。
オリンピックはなぜ実施されたのか?
竹中平蔵がオリンピックを開かない可能性がある時は、「世論なんて間違ってばかりですよ!」とピリピリしていたが、オリンピックを開くと決まると一転、ニコニコしながら、「ああ、僕は無観客でも構いませんよ。それで売上が変わるわけじゃないですから」と言ったわけを、御説明します。
それでは、どうぞ。
東京五輪開幕遙か前の前提
東京五輪の開幕遙か前の前提では、この ようになっていました。
金払い確実な、❛国❜と言うスポンサーが付く上に、「兆単位」の儲けが見込める超大型イベントである。
各企業は先を争ってスポンサーになったのも、当然であろう。
東京五輪、不透明な財務状況
東京五輪、余りにも金に目が眩んだ奴が多かったのか、JOCの経理部長 が自殺すると言う変事があった。
また、ボランティアがどんどん辞めていると言う状況もあったが、その時、ボランティアと一緒にバイトが働いていて 、更に募集されていると言う状況もあった。
もちろん、皆さんお馴染みの「パソナ」が募集していたのである。
パソナとしては、政治家の不用意な発言で国民が反発すればするほど自社が儲かるのだから、笑いがとまらなかっただろう。
竹中平蔵氏とすれば、パソナが一手に東京五輪の人事手配を差配する権限を握っているのだから、人が増えれば増えるほど、儲かるのである。
これは日本が国の威信を懸けてやるのであるから、国がお金をケチる事は無い。
全くいい所に目を付けたものである。
東京五輪、止まない批判
いざ、開幕となっても、東京五輪は批判が止まなかった。
1つは、コロナ禍。
このままだとオリンピックの最中にコロナが直撃し、とんでもない被害を出す可能性がある事。
2つ目は、東京五輪の経済効果が緊急事態宣言で低下し、もはやマイナスにしかならない、と言う事。
3つ目は、気候。
東京の夏は暑い。
湿気が凄く、湿度が異常に高い為、世界一とも言われる暑さである。
前回も暑さを考慮して、「秋」に開いたのに、なぜ前回よりも全然暑くなっているのに、わざわざ「夏」に開催するのか、全く分からない。
しかし、菅総理は意外な行動に出た。
この時、世論調査で菅総理の支持率が大きく下がっていたので、「支持率を挽回する為」あえて、オリンピック開催を強行したのである。
いざ、東京五輪開幕へ
東京五輪は開催された。
そして、東京五輪中止派の懸念通りの事が全て起こった。
コロナ禍はますます進展し、人々は病院に行く事も出来ず、自宅で放置されてるだけ、と言う最悪な状況に陥った。
経済効果も、緊急事態宣言発動しながら、東京五輪を開催したため、経済効果は最小に、損失は最大にと変化した。
気候もその通り。
男子テニスのノバク・ジョコビッチ選手が訴えた ように、外国人にはきつかったのだろう。
自民党と選挙と金儲けと新自由主義
東京五輪開幕前は、「自民党は選挙に向けて、支持率を上げ、お金を儲けて気分良く選挙に突入するつもりだ」と言われて来ました。
しかし、菅総理の支持率は上がらず、選挙前に開かれる総裁選で負けそうな感じです。
しかし、このまま自民党が選挙で勝てば、「国民の生存権の保障」を「営利事業」に変えたと言う事の片棒を担ぐ事になりかねません。
これは、単に「水道事業の民営化」のみならず、憲法改正など、色々な事が絡んで来ます。
新自由主義は、儲ける為に手段は選ばない主義なのです。
大きい企業はより大きく、金持ちはスーパー金持ちに成れる仕組みなのです。
この空気を変える為にも、自民党を倒しましょう。