「改革」の正体②
今回は、橋下徹について見て行きましょう。
橋下徹は、もう政治家には戻らないと公言しているので、私が彼の事を書くのも、これが最初で最後になるでしょう。
【「改革」の呼び声】
大阪維新の会は、常に、『身を切る改革』「既得権への挑戦」を掲げ、それを支援者も期待して票を入れる支持者が多く、選挙の度にパワーアップしてきた、という歴史を持つ政党です。
【大阪維新の会と大阪都構想】
維新の会は、大阪都構想 を軸として動いて来ました。
つまり、最初から大阪都構想は大阪維新の会の一丁目一番地であったのです。
維新の会は、大阪都構想という大義とともに「大阪の都市のあり方を大きく変えていく社会運動」を自力創出するものでありました。
【大阪都構想の意義とは?】
平成23年、パーティーで大阪府知事・大阪市長のダブル選挙に関して、「大阪は日本の副首都を目指す。そのために今、絶対にやらなければいけないのは、“大阪都”をつくることだ」「今の日本の政治で一番重要なのは独裁。独裁と言われるぐらいの力だ」と述べ、大阪都構想に反対する大阪市を抵抗勢力だとして「権力を全部引きはがして新しい権力機構をつくる。これが都構想の意義だ」と締めくくった。
つまり、新しい権力機構とは、維新 による維新の為の権力機構であり、大阪府民の為では無く、維新の為に作られるものとなる事が、この時点で確定しました。
【大阪都構想の流れと今後】
大阪都構想は、今まで2度投票 を行っており、2回とも負けました。
つまり、維新の完膚無きまでの敗北です。
維新のトロイカたる、橋下徹と松井一郎は破れて下野する事になりました。
そして残る吉村洋文は、これから大阪と維新を引っ張って行かなければいけませんが、現在コロナで苦しんでいます。
そして、維新の創始者・橋下徹は、「3度目は無い 」と語っています。
こちらは、郵政民営化と違って、辛うじて間に合いました。
「2度ある事は、3度ある」とも言われているので、恐らくもうやって来る事はないでしょう。
【改革とは何か?】
創始者・橋下徹が決めた、「大阪都構想」。
誰がスキャンダルで汚れようと関係なく、誰がパクられようと関係ない、とにかくこれを遂行する事で維新の力を高める、そういう理想的な目標を考えていて、思いついたものでしょう。
それに、維新の為に権力機構を組み換えると言う、裏の目的もあり、維新にとっては一石二鳥の美味しい目標でした。
実際、維新の表看板として想像以上の約に立ったと思います。
つまり、橋下徹は、『自分の為に、維新の為に、大阪の人々を大阪都構想に巻き込んだ』のです。
この改革は、「民営化=パソナなどお友達企業に儲けさせる」「自己責任押し付け」が明らかでした。
だから、大阪維新の会による悪夢に対して、人々は辛うじてNOを突き付ける事が間に合いました。
ただそれは、大阪維新が甘かったからに過ぎません。
喜ぶのは、大阪の地から維新の旗を見なくなってからですね。
まだまだ喜ぶのは、早いです。