供給万能論は害悪そのもの!

~こうして「供給万能論」は害悪を撒き散らす~



皆さん、『サプライサイダー 』って何か、知っていますか?


昔のアメリカで生まれ、今や本家のアメリカでは、まるで相手にされず、日本でのみ、猛威を振るっている、怪しい学問の一派です。


何故、日本だけが、と言えば、日本では、学問よりも政治力学の方が重要であり、重視されるからです。


だからこそ、20年経っても30年経っても、間違いを訂正する事も、責任を取らせる事も出来ずにいるのです。


本来、供給を重視する立場の学問と言うのは、好景気の時しか、当てはまりません。

不景気や不況の時に、いくら供給万能論を持ち出そうと、唱えようと、ムダなのです。


彼らの間違った説を信じ、そして、起業などしても、今はムダなのです。

不況の時に起業するなど、愚の骨頂ですし、不景気の時に供給力を重視し、鍛えるなんて、バカの極みです。

不況の時に起業しても、99%3年以内に潰れますし、不景気な時にいくら供給力を上げて商品を作ろうとも、在庫が増えてムダになり、結局、安売りセールの原資となるだけです。

そのまま持っていても、在庫管理や保管場所にかかる費用を考えて見ると、昔の商品なんて持っている価値も意味もありませんからね。



  サプライサイド経済学とは


サプライサイド経済学とは何か。

既に一度、説明していますが、改めて説明しましょう。

これ が、サプライサイド経済学です。


要するに、サプライサイド経済学とは、供給側を重視し、需要は軽視し、作った物はみんな売れる、だから消費など考える必要がない、と言う今の日本では到底当てはまらない状態を前提に置いているのです。


本家のアメリカでは、「ブードゥー経済学」とまでバカにされたのが、日本ではしぶとく生き残っています。


日本って、国として、経済学の理論的にも背景的にも、ダメダメな国ですね。



  サプライサイダーは、何が目的なのか?


彼らの目的は、唯1つ。

緊縮財政をする事、続ける事」です。


普通の経済学は、需要が減ってるのが原因なのだから、需要を増やさなきゃならない。

そのために必要なのは、《減税》だ。

とにかく、みんなに《現金》を与え、一時的にでも消費力を付け、国内に元気と活気を取り戻す事が必要なのです。


しかし、サプライサイド経済学は違います。


「良い物を作れないから、いつまでたっても景気が上向かないのだ。

これは、消費者に良い物を提供出来ていない業者に問題がある。

各業者は、きちんと消費者に向き合ってもらいたい。

ん?政治?

関係ないよ?

責任は全て、良い商品を開発出来ない業者が悪いんだから。

悪い業者は潰れて当然だよね?

我々政治家は、そりゃ少しは開発の為の補助金を出してあげてもいいけど、それ以上を期待されても困るよ?」となります。


つまり、普通の経済学だと、莫大な額のお金が減税で失われ、埋め合わせの財源確保も大変です。

しかし、サプライサイド経済学なら、多少の補助金ですみます。

しかも、補助金を誰にどういう形で出すのかは、与党が彼らの思い通りに決められるのです。

緊縮財政は、権力の力も引き上げるのです。



  緊縮財政と権力


緊縮財政は、財務省の権力を引き上げ、与党の権力をも引き上げる、つまり、権力者や今強い人達にとって美味しい制度なのです。

長期的に見れば何一つ良い事は無いが、短期的に今だけ良ければ良い、と言う人達にとっては、良い事ありまくりの制度なのです。


私が自民党を目の敵にするのは、これが理由です。

別に恨みやそんな事はありません。

ただ、早く降ろさないとヤバイ事になる。

それだけです。