弦セクション練習 | ほりオケブログ

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さいたま市のアマチュアオーケストラ、ほりほりオーケストラの活動紹介です。

雲一つ無い晴天で青空が目に染みる2017年12月2日(土)。写真が作り物みたいに見えますが本物です!


この日、岩槻駅東口コミュセンワッツにて、弦セクション練習が行われました。
 

トレーナーをやってくれたのは、現在休団中のH氏。

「目的・目標を定めて練習に取り組むと成果が上がり易い!僕は練習後の飲み会で美味しく飲む為に頑張ります!」
といきなり決意表明するトレーナー。早速場を沸かせます。


 


①    『セビリアの理髪師』序曲/ロッシーニ

元々たくさんの版(5種類以上?)があり、それぞれがかなり異なる事で有名な曲ですが、我らがマエストロ=岡田先生こだわりの版に統一しました。

ロッシーニ研究の第一人者、アルベルト・ゼッダによる校訂版で演奏します。

この分奏の時点で譜面は修正済みでしたが、いざ合わせてみると各パート色々あったようで…。

スタッカート・スフォルザンドの有無、今まで弾いてた箇所が無くなったり、逆に休みだったのが弾く事になったり、♯と♮を間違え易かったり、リズムが微妙に変わってたり、色々起こりました。分奏って大事ですね!合奏までにちゃんと調整しまーす。



②    組曲第4番より「ジーグ」/チャイコフスキー

演奏会のコンセプト上必要な曲として後から追加した曲ですが、合宿で合奏したら大惨事になっちゃいました。緊急度高めなのでしっかりやりました。

「複雑な問題は単純になるまで分解して考えるべし!」という誰かさんからの教えに従い、トレーナーはまず各パートの動きと役割を分解して分かり易く説明し、それから実践。

すると…かなりスッキリまとまりました。今度の合奏が楽しみです。



③    モーツァルトへのオマージュ/イベール

なかなか厄介な曲ですが、さらっと軽やかに弾きこなしたいところです。合奏の時に「なんかガチャガチャするなあ」と気になっていた曲の後半部分を重点的に練習しました。
 
トレーナーの指導により、音量張り切り過ぎないで音程に注意しただけでかなり効果があったり、ハイポジションだから個人練習必須だけど方向性が共有出来た箇所などあってレヴェルアップ(したはず)!



④    「冬の日の幻想」第4楽章/チャイコフスキー

メロディーを弾く時は「こういう感じに歌いたい!」と考えるか考えないかで全然音楽が変わる、ピツィカートの弾く位置で音量と張りが違う、複雑なフーガ部分は入るまでは緊張するけど入ってからは慌てなくていい等、とても勉強になりました!



⑤    「冬の日の幻想」第3楽章/チャイコフスキー

あいにくこの日は都合が付かずコントラバスは全滅(参加者0…悲)だったのですが、複雑なスケルツォ楽章で弾きにくい奏者多数!!

いつもしっかり頭拍を出してくれてるコントラバスパートの有難みを実感しました。



⑥    「冬の日の幻想」第1楽章/チャイコフスキー

原則tuttiが多い楽章ですが、終盤の複雑な絡みには要注意!その辺りを中心に確認しました。



⑦    「冬の日の幻想」第2楽章/チャイコフスキー

比較的出来が良いからと油断していたら各パート意外な弱点が発覚。こういう気付きがあるのも分奏ならではですね!まだ間に合うのでさらいましょう!






練習が終わったらやらねばならぬ事があります…そう、飲み会!!
 

分奏を終えた弦メンバーと有志で集まってくれた木管・金管メンバーで少し早めの忘年会を開催しました。



場所は岩槻の中華料理の名店「永楽」。美味しい中華を堪能しつつ親睦を深めましたー!とさ。


 

以上、実はこの日は仕事の為、身体は職場、魂は練習参加という幽体離脱を行っていたセカンドヴァイオリンのE・Aがお伝えしました。
 
 
 
※と見せかけて、実際の執筆者はE・Aになりすました誰かさんだったとさ笑
 
 
 
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