体内時計と体内リズムについて昨年よりブログしていますが、睡眠と体温の関係
を研究する学者先生達がおられます。
体内時計が睡眠と関係する事は既に伝えたとおりですが、光療法や食養生、運動
養生などを整える事で、体温が上ります。
その測定部位は直腸を対処として行われているようです。
睡眠時間が不規則な若者の就労だけでなく、定年や退職を迎えた大人たちにとっ
ても体内リズムが狂えば、お腹の体温低下をまねく事にもなりかねません。
団塊の世代が定年を迎える上で注意すべきポイントは、生体リズムの変化に事前
に対処する生活をイメージしておくことです。
外出の機会が減少し、社会の交流が少なくなるため、太陽の光を浴びる時間が減
少し、日中の活動の量が激減します。
また生活のリズムが単調になるため、軽度の刺激を取り入れる必要があります。
最も簡単な刺激法は、朝の光を浴びながらのウォーキングで、理想的な歩数量は
7500歩程度と言われています。
この数字は疫学調査によって導かれたものだそうですが、1分80メートルが標
準の速度ですから5km程度を1時間程度で歩くことになります。
もちろん体調と相談しての距離や時間や歩数となりますが、定年後の身体的刺激
を上手く取り入れる工夫が欠かせません・・・