健康養生に体内時計は深く関わっている事が分かってきました。
生活習慣病の1つで罹患率の高血圧ですが、改善に向けて体内時計を利用するこ
とが可能です。
高血圧症状が悪化し、ダメージが増す時間帯は夕方近くと言われています。
高血圧の患者さんは夕方の時間帯を注意して過ごす事が必要のようです。
もちろん日々持続して健康養生に励む必要がありますが、そこでお奨めするのが
時間栄養学と時間薬理学のリンクです。
食物の摂取内容と摂取時間によって体内時計をリズム正しく起動させ、中枢神経
に必要な刺激を与えるとともに、情報の入力出力の環境を体内時計に基づいて管
理することで、健康養生がグ~ンとアップする事になります。
体内リズムをリセットするための近道は、食事の摂取時間とその内容にあります。
お勧めは炭水化物とタンパク質の組み合わせにありますが、炭水化物は糖質と食
物繊維を併せ持った固有名詞ですが、糖質を押さえた炭水化物がお勧めです。
胚芽米のご飯でグルコースは得られますが、タンパク質は動物性と植物性があり、
それらを組み合わせたタンパク質が相応しいと思います。
ズバリ、タンパク質は大豆食品と動物性タンパク質では鶏の胸肉にあると思って
います。
もちろん豚も牛も油脂分が少ない赤みがお勧めなのです。
糖質の量を抑えることと、蛋白質の巧みな組み合わせによる補給を心掛ければ、
体内時計のリセットに向けた第一関門をクリアした事になります。