「そもそも霊性というものは長寿とは関係ありません・・・。」

これはかの有名なシルバー・バーチの霊言として述べられたものです。


健康養生を日常的な習慣とすることで、肉体の健康向上のほか霊性も向上する可

能性が大いにあるのです。

しかし霊的な働きが健康養生に及ぼす作用や影響は、体験者よりご教授いただく

か、自らの霊的体験による事になります。


ただ心配なのはそれらが真に大いなる存在と関わっていることによるものか、単

なる低級霊の悪ふざけか・・・、この当たりの判断が非常に難しいのです。

シルバー・バーチはさらに続けます。

「霊的なものを物的なもので計ることは出来ません。

長寿だから霊性が高く、短命だから霊性が低いことにはなりません・・・。」


長年床に伏し、闘病生活を余儀なくされている方の霊性が非常に高いケースがあ

ります。又ガンなど重篤な病を、人生に与えられた価値ある課題のように受け入

れる方がおられます。


自暴自棄に至らず、周囲に気遣い、闘病を笑顔でやり過ごす心の強さと優しさ・・・

そこには長寿が人生の価値、生命の価値を表すものでないことを教えてくれてい

る様子が見て取れます。