健康を意識しないヒトはいませんが、健康を保つための養生とその本質を知ろう
とするヒトは意外と少ないようです・・・。
病気になると日ごろの健康を有り難く感謝するのですが、重篤なる病となると生
生と死の深い意味を否応も無く問い続ける事になります。
このブログでは健康養生についての様々なアイディアや代替療法をお伝えしてい
ますが、健康養生の極みともなれば単に肉体のケアだけでなく、「心と精神と霊体」
の関係に至るまでケアの範囲が広がります。
原始仏教の聖典には、
健康が最上の利得である。
知足満足が最上の財産である。
信頼が最上の友人である。
とあります。
心身の健康は健全で豊かな人格を形成するのに役立ちます。
もちろん“足るを知る・・・”は老子が道徳経で諭したように、富までももたら
してくれます。
健康養生法を日常生活に取り入れて、日々実践されるヒトには身体の健康以上に、
霊的進化を遂げる基盤が作られることになるようです。
健康養生法によって心身を律すれば、
常に身体を律している者は、殺すという事が無い。
そのような人達は、不滅なる真理の境地に行く。
原始仏教では養生し、律する事によって安楽の境地に入る事できる・・・と
諭してくれています。